ゆかりママの甘辛マネー相談

【家計の節約方法|我慢しない「優先順位」と子育て世帯の実践ステップ

家計の節約方法|我慢しない「優先順位」と子育て世帯の実践ステップ

読者からの悩みのお手紙

「物価が上がり、食費と光熱費の負担が重くて、どこから節約すればいいかわかりません。がっつり我慢するのは難しいので、続けられる方法で家計を立て直したいです…」
34歳・小1と3歳の共働きママ・るなさん
ゆかりママの
甘辛マネー相談

節約ができないのは根性がないからじゃないわ。地図がないだけよ。ここでいっしょに地図を描いて、順番にクリアしていきましょ!

ゆかりママ

FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。

酸いも甘いも嚙み分ける”ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。

ずばり結論!

子育て世帯の家計の節約方法は、次の4つの優先順位で実践するのが大事ってことよ。

1.固定費の支出から手を入れて、毎月そっと出ていく額を合理的に下げる

2.変動費は「枠」と「回数」でコントロールして、気合いではなくルールで守る

3.予備費と削らない項目の線引きを夫婦で決めて、ケンカと破綻を防ぐ

4.保障や備えは商品名で当てずっぽうに切らず、目的から整理する

総務省統計局の「家計調査」でも全国の世帯の収支が用途別に公表されていて、食料・住居・光熱水道・保健医療・交通・通信などが支出の柱になりやすいことが示されているわ(調査対象年は公表ごとに更新されるから、最新版の表で眺めるのがおすすめ。出典:総務省統計局「家計調査」)。


2024年の年間平均では、二人以上の世帯の1か月当たりの消費支出は300,243円(名目)となっているの(出典:総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2024年(令和6年)平均結果の概要」)。数字は年度ごとに更新されるから、最新の公表表もあわせて確認してね。


この数字は全国平均の統計であって、あなたの町や家族構成の体感とぴったり一致しないことも普通よ。だから「平均より多いからダメ」と決めつけず、まずは自宅の明細と並べて比べるくらいのラフさで十分。


つまり、毎月ほぼ同じ額が出ていく列と、増減する列を分けてから攻めると、努力がドブに落ちにくいの。とくに固定費は、1度の手続きで効果が積み上がりやすいから、子育てで時間がないあなたほど先に片づける価値があるわよ。


変動費は「どれだけ我慢したか」より「週の上限」「買い物の回数」みたいに、守れるルールに落としたほうが続くの。予備費がないまま削りすぎると、すぐに赤字ループに戻るから、ここは甘めに設計してちょうだい。


保障は気持ちの話だけじゃなくて、家計の固定支出として積み上がるパートでもあるわ。だから「やみくもに解約」じゃなくて、公的な仕組みや家族のライフステージとあわせた整理が、長い目でお金も気もラクになりやすいのよ。


順番どおりに掘り下げるから、今日はメモを横に置いて読んでね。

この記事を読んだら
わかること3つ!

  1. 家計の節約で何から手をつけるかが迷子にならない優先順位と、その理由がわかる
  2. 通信・サブスク・光熱・食費・日用品で、今日から試せる具体的な見直しの型がわかる
  3. 我慢に頼らず続けるための予備費ルールと、保障を含めた家計整理の入口がわかる

子育て世帯の家計節約成功の
ロードマップ

1
直近3か月の明細で支出をざっくり可視化する

固定費と変動費を分けて、全体像を先に掴む

2
固定費の項目(通信・保険・サブスクなど)を棚卸しする

1度の手続きで毎月の流出を減らす

3
光熱費は契約と生活リズムの両面から無理のない範囲で調整する

健康を犠牲にしない節約ラインを決める

4
食費と日用品は週次の上限と買い物の回数でコントロールする

我慢ではなくルールで判断負荷を下げる

5
予備費と削っちゃいけない支出を夫婦で決め、必要ならFPに相談する

破綻しにくい家計の土台を作る

Goal
我慢より設計で節約し、毎月の残額が読めるようになる。
「お金に困らない人生」にしましょうよ!
ゆかりママの
アドバイス一覧

家計の節約は固定費から見直すのがもっとも効く

毎月効くから節約迷子になりにくい仕組みなのよ

家計の節約方法をネットで調べるほど、人はつい「今日の小さい我慢」に目が行きがちなの。でも効くのは、毎月気づけば抜けていく「固定費」のほうよ。


契約やプランで金額が見えやすいから、一度整えると翌月以降に効果が積み上がるの。食費みたいに毎日の判断がいる箇所より先にやると、子育てでヘトヘトのあなたでも成果が見えやすいわ。


やることは、まず過去3か月分の明細を並べて、毎月だいたい同じ額の列をチェックすることよ。住居費はすぐに変えるのが難しい項目だから無理に見直さなくてもいいけど、通信、保険、サブスク、電気ガスのプランは見直しやすい項目ね。


以前、カウンターに来た単身で働く30代の相談者が、固定費の棚卸しを後回しにして食費だけ削っていた時期があったの。順番を入れ替えて通信と保険の見直しを先にやったら、心の余裕が戻って食生活も落ち着いてきたって言ってたわ。


るなさんとは状況が違うけど、正しいステップを踏むことが次につながる近道っていう点は同じよ。

固定費の見直しは、節約というより家計のメンテナンスに近いわ。最初の手続きさえ終えれば、回ったあとの毎月はラクになる。


記録が苦手な人は、いきなり完璧な家計簿を目指さなくていいの。レシートを週に一回ポケットから出して写真を撮る、明細をCSVで吐き出す、どちらか一つだけでも「ざっくり把握」には足りることが多いわよ。

節約っていうと、固定費を放置して変動費だけ削りがち。その順番じゃ、たいてい続かないわよ。

つぎは、通信とサブスクの話よ。見えにくいから後回しにされやすい、典型的な抜けどころね。

子育て世帯の通信費とサブスク整理で無駄を減らすコツ

棚卸しで手が動くようになるわ

通信費とサブスクの見直しは、家計の節約方法の中でも「本人が把握してないまま」抜けていく代表ゾーンなの。


通信費は家族で端末が増えているほど、プランと契約の組み合わせが複雑になって見えにくくなるわ。

 

データ容量を誰がどれだけ使うかを一度可視化すると、プラン選択のブレが減るわ。家族会議が苦手でも、チャットで「今の月額」と「必要性」だけ共有すれば進むことが多いのよ。


Wi-Fi回線やケーブルテレビのオプションみたいに、スマホの話と別枠に埋もれがちな請求もあるから、そこも明細で名前を拾い上げるのが大事ね。


サブスクは、まず在庫棚卸しみたいに、「名前」「月額」「誰が使うか」だけ書けば十分よ。分類はエンタメ、仕事、子ども、健康くらいの粗さでいいから、重複に気づきやすくしてちょうだい。


夫婦で口座をわけているならなおさら、落とし穴になっている可能性があるわ。3か月分の明細を遡って、まずは一覧にしてみてちょうだい。


アタシが聞いた話だと、40代の夫婦が学習アプリをダブル契約していて、片方を解約する手続きをしただけで家中の空気が軽くなった例があるの。金額以上に、不要な支払いは心理コストが高いのよね。

サブスクはひそかに増えているものよ。月額を一覧にしたときに、初めて本当の総額が見えるわ。

通信とサブスクが片付いたら、つぎは光熱費。精神論じゃなくて、契約と運用の両方から整えるパートよ。

光熱費の節約は生活リズムとプランの見直しが鍵

子どもがムリな我慢をしなくて済むラインを探すのよ

光熱費の節約は、「我慢して凍えろ」が正解とは限らないの。子どもがいる家庭ほど、安全と健康のラインは守ったまま、契約と運用の両方から無理のない調整点を探すのが現実的よ。


理由は、電気やガスには基本料金・使用量・設備の状態が絡み合うから、プランを変えるだけでは限界が出る場面があるからなの。換気のしかたやフィルター、設定温度の扱いみたいに、生活側の小さなズレが積み上がることがあるわ。


アクションとしては、まず契約のクラスを見直せるか確認すること。つぎに、家族で「快適の下限」を決めるの。子ども部屋とリビングで温度の許容が違うなら、そこを言葉にするとケンカが減るわ。


アタシの知り合いの母子家庭は、夜の洗濯やお風呂の時間をずらしてピークを避けたら、月々の請求が少し抑えられたって話してたわ。るなさんと家族構成は違うけど、「生活の型を整えるほうがラク」って教訓はつながるのよ。


効果額は家計と地域で差が出るから、ここで断定的な〇円は言わないけれど、年間を通じて数万円程度の差がつくこともある項目として捉えてちょうだい。

光熱費の節約は精神論じゃなくて契約と運用のセット。健康を犠牲にしないラインを決めるのが賢い選択よ。

固定費周りが一段落したら、つぎは毎日直面する食費と日用品よ。

食費と日用品は上限を決めるとラクになる

献立より先に週の枠を決める

食費と日用品は、家計の節約方法の検索でいちばん情報が多い反面、やりすぎると家族が疲れるパートなの。子育て世帯ほど「安さだけ」に寄せると、健康と時間が先に破綻しやすいわ。


だからアタシのおすすめは、献立より先に週の上限金額と買い物の回数を決めることよ。買い物の回数が増えるほどついで買いも増えるのに、回数って意識しにくいのよ。数えてみると、びっくりするわ。


具体的には、週の食費の上限をざっくり決めて、買い物は週2回にまとめる、外食は週1まで、おやつは週500円まで、みたいに数量や金額で縛るの。細かいメニュー管理が苦手な人ほど、この型が続きやすいわ。


アタシは以前、単身で残業続きの相談者に「コンビニ回数を週3まで」とだけルール化させたことがあるの。中身が贅沢でもないのに、疲れた帰り道についふらっと立ち寄る回数が減って、月の出費の波が落ち着いたのよ。るなさんとは世帯が違うけど、原理は「判断回数を減らす」ことなの。


日用品は、まとめ買いをしがちな人ほど収納がパンクして逆にロスが出るから、在庫の上限もいっしょに決めてちょうだい。


野菜や肉は100g当たりの価格で比べる習慣をつけるだけでも、買い物のブレが減るの。店の特売に飛びつく前に「今週の枠はいくらまで」かを先に決めると、衝動が弱くなるわよ。

食費は根性じゃなく回数。買い物の回数を減らすのが、節約になりやすいわよ。

最後は予備費と、削っちゃいけない柱の話ね。ここを決めないと設計が抜けたままよ。

夫婦で決める予備費と削っちゃいけないお金の線引き

予備費と線引きでケンカを減らす

子育て世帯の家計でいちばんもったいないのは、細かく削って予備費ゼロで生活して、急な出費でカードに逃げるパターンなの。節約の優先順位の最後は、「どこまで削るか」を夫婦で言語化することよ。


ルールがないと、お金の話はループするの。また同じケンカって、消耗するじゃない。お小遣い制が合う家庭もあれば、項目別に裁量を決める家庭もあるわ。正解はそれぞれの家庭で変わるの。


アクションとしては、まず「最低スペア(予備費)」を月いくらにするか決めること。つぎに、医療、人間関係、教育、車のメンテなど、削らない柱を2つか3つだけ書き出すの。


保険は、たとえば医療や死亡保障など、目的ごとに「なんのための支払いか」を並べ直すと見え方が変わるわ。公的な保障や会社の制度も含めて俯瞰できると、民間の商品を商品名だけで判断しにくくなるのよ。


難しければ、FP無料相談で第三者の目を借りるのも立派な戦略よ。


金融広報中央委員会が公表する「家計の金融行動に関する世論調査」は、世帯の金融行動を知るための参考資料になっているから、世帯のお金の捉え方を補うのにも使えるわ(出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」知るぽると。調査年は資料の表示に合わせて確認してね)。


週に30分だけ「家計ミーティング」の時間を固定すると、細かいケンカが減る家庭も多いの。話すことは増やさなくていいから、予備費の最低ラインと削らない柱だけをメモで共有する、くらいの軽さで十分よ。


アタシが話を聞いた50代の相談者は、親の勧めで夫婦それぞれ保険をかけていたんだけど、保障の目的から整理し直したら全体の保険料の負担額が下がったの。るなさんと年代が違うけど、整理は恐怖心より早く効くのよ。

夫婦で改めて家計の話しをするのってちょっと面倒よね。でも、夫婦の認識のずれが後々大きなズレを生むことになるのよ。

本日のおさらいと
宿題3つ

家計の節約は、優先順位として固定費から手を入れると成果が見えやすく、心の余裕も戻りやすいの。通信とサブスクは明細の棚卸しが突破口で、光熱費は契約と生活の運用をセットで考えると現実的よ。食費と日用品は週の枠と買い物回数で判断負荷を下げ、最後に予備費と削らない線引きを夫婦で決めると破綻しにくくなるわ。

【本日の宿題】すぐできるアクション3つ

1. カードと口座の明細から定期課金だけを紙かスプレッドシートに全部書き出す

2. 食費は「買い物に行く回数」を1回減らすルールを、家族へ共有する

3. 予備費の最低ラインを夫婦で数字にする(ひとりで決めてもOKだけど、可能なら共有する)

ゆかりママの
締めの甘辛ひと言

ここまで読んでる時点でちゃんと家計と向き合ってる証拠。偉いわ! でもね、将来の景色を変えるのは読むだけじゃなくて、明細を一度開くこと。そこをサボると記事はただの青写真ね。


今日は明細を開くだけでいいから一歩踏み出してみて。もしひとりじゃできないなら、アタシのようなFPというプロに数字を持って相談に来てくれたら話が早いわ。カウンターで待ってるからね。

ライファーでは、お金のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)への無料相談サービスを提供しているのよ。生活費や家計の見直しに不安がある方は、ぜひ一度相談してみてちょうだい。

無料相談ならこちらから申し込めるわよ。

家計の見直しについてもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて。

監修者

株式会社ソルブグループ

社員Y・Iさん

保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。

オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。

現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。

免責事項

この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の金融商品の推奨や投資勧誘を行うものではありません。具体的な節約効果は個人の家計状況により異なります。保険の見直し、契約の解約、税制優遇制度の利用については、最新の制度内容を確認のうえ、FPなどの専門家にご相談ください。

記事の内容を参考にした判断は、読者ご自身の責任で行ってください。この記事の情報により生じたいかなる損害についても、弊社および執筆者は責任を負いかねます。必要に応じて専門家に個別相談してください。

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