家計費の平均はいくら?|30〜40代ママの月額目安・内訳・比較のコツ
家計費の平均はいくら?|30〜40代ママの月額目安・内訳・比較のコツ
読者からの悩みのお手紙
35歳・2児のママ・ゆきえさん
平均と比べる前に、いま自分の家の数字がいくらか、ちゃんと握れてる? データで見てから「高い・低い」を言いなさいよ。
FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。
酸いも甘いも嚙み分ける”ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。
ずばり結論!
家計費の平均は、総務省の家計調査で毎年公表されているの。
2025年(令和7年)の二人以上世帯の月額消費支出は約31万4千円。
ただし、これは全国平均だから、世帯年収や子ども人数、世帯主の年齢によって目安は変わるわ。
30〜40代ママが比較するときは、自分の世帯に近い条件のデータをえらぶのが先よ。
あとで細かく話すから、そこはちゃんと追って!
この記事を読んだら
わかること3つ!
- 家計費の平均額と、30〜40代ママの月額目安がわかる
- 食費・住居費・光熱費などの内訳と費目別の傾向がわかる
- 自分の家計と平均を比べるやり方(手順)がわかる
※いちばん上の「結論パート」と重なるけど、ここは目次代わりと思って。
家計費平均チェックの
ロードマップ
公的統計を基準に、平均の出発点を確認する
支出の偏りを見つける準備をする
世帯条件に近い比較軸を定める
合計だけでなく費目ごとの差を確認する
判断が難しい部分は専門家に確認する
アドバイス一覧
家計費の平均はいくら?総務省データでわかる月額目安
数字の話に入るわよ。
家計費の平均を知りたいとき、もっとも信頼できるのは総務省統計局の家計調査よ。
全国約9,000世帯を対象に毎月調査していて、二人以上の世帯や勤労者世帯の消費支出が公表されているの。
家計調査は1946年から続く国の基幹統計で、世帯の収入と支出を詳細に把握するために使われているわ。
このデータを使えば、あなたの家計費が平均と比べてどうなのか、客観的に判断できる。
総務省の家計調査(2025年・令和7年)によると、二人以上の世帯の1世帯当たり1か月間の消費支出は31万4,001円。
消費支出って何? 日常生活で使ったお金の総称で、食費や住居費、光熱費、交通・通信費、教育費などが入るわ。
勤労者世帯に限ると、実収入は増えている一方、物価のせいで実質の消費支出は前年より減ってる世帯も出てきてるの。
つまり、名目では増えていても、物価を考慮すると実質的には家計が苦しくなっている世帯が多いということよ(出典:総務省統計局「家計調査」)。
世帯主の年齢階級別に見ると、30〜39歳、40〜49歳の世帯では、子育てや住宅ローンの返済が重なる時期だから、消費支出の内訳がほかの年代と違ってくるわ。
e-Stat(政府統計の総合窓口)では、年齢階級別・年間収入五分位階級別の詳細なデータが公開されているから、あなたの世帯に近い条件のデータを探すときの参考にしてね。
単身世帯の場合は月額消費支出が17万円程度と、二人以上世帯の約半分になるの。
だから、世帯構成が違えば平均も違うわけ。
30〜40代ママが「うちの家計費は妥当か」を判断するには、まずこの公的データで目安を押さえるのが第一歩なのよ。
平均はあくまで目安。でも、数字を知らないと判断できないから、まずはデータを確認することから始めなさい。
さて、いったいどの費目にお金が流れてるか。内訳いこか。
家計費の内訳|食費・住居費・光熱費の平均と割合
ここからは「どこに金が吸われてるか」ね。
家計費の平均額がわかったら、つぎは内訳を押さえること。
消費支出のなかで何にいくら使っているか、費目別の割合を知ると、あなたの家計の傾向が見えてくるの。
総務省の家計調査では、消費支出を「食料」「住居」「光熱・水道」「家具・家事用品」「被服及び履物」「保健医療」「交通・通信」「教育」「教養娯楽」「その他の消費支出」などに分類して公表しているわ。
食料(食費)は、消費支出のなかでも大きな割合を占める費目よ。
家計調査のデータでは、食料費の割合を示すエンゲル係数が、物価上昇の影響で近年やや高めの水準にあるの。
エンゲル係数とは、消費支出に占める食料費の割合のことで、この値が高いほど家計に占める食費の負担が重いことを示すわ。
二人以上世帯の月額消費支出のうち、食料はおおよそ27〜28%程度を占めることが多いわ。
住居は、持ち家か賃貸かで大きく違うの。
持ち家でローン返済中の世帯は住居費の割合が高くなりがちで、賃貸の場合は家賃が固定費の中心になるわ。
光熱・水道は、季節によって変動するけど、全体の5〜7%程度が目安よ。
交通・通信費は、車の維持費やスマホ・インターネット代が含まれるから、世帯によって差が大きいの。
教養娯楽費や教育費は、子どもがいる世帯では増える傾向があるわ。
教育費は、子どもが小学生以上になると習い事や塾代が加わり、支出が跳ね上がるの。
あなたの家計で「食費が高い気がする」「光熱費が跳ね上がった」と感じているなら、費目別の平均割合と照らし合わせて、どの費目が平均より上回っているかをチェックしてみて。
内訳を把握すれば、どこから手をつけるかが見えやすくなるのよ。
内訳を見ると、家計の癖がわかるわ。平均と比べて突出している費目があれば、そこから見直しを検討しなさいよ。
年収や子どもの人数で、どれくらいが「ママ世代の目安」か。そこをいくわね。
30〜40代ママの家計費の目安|世帯年収別・子ども人数別
世帯の型で数字が変わる。ここが本番。
家計費の平均は、世帯年収や家族構成によって大きく変わるの。
同じ30〜40代でも、年収300万円台の世帯と700万円台の世帯では、消費支出の水準がまったく違うわ。
総務省の家計調査では、年間収入五分位階級別(収入を低い順に5つに分けた区分)のデータも公表されていて、収入が高い世帯ほど消費支出も多くなる傾向があるのよ。
収入が増えても、貯蓄に回す割合を増やしている世帯もあれば、支出が収入に比例して増える世帯もあるから、同じ年収でも家計の状態は世帯ごとに違うの。
年収500万円前後の2人以上の世帯では、月額消費支出はおおよそ25〜30万円程度が目安になることが多いわ。
年収700万円以上だと、30万円を超える世帯も増えてくるの。
子どもが1人いる世帯と2人いる世帯では、食費や教育費、被服費などが増えるから、同じ年収でも消費支出は変わってくるわ。
とくに教育費は、公立か私立か、習い事の有無でも大きく差がつくの。
30〜40代ママが「うちは平均より多い?少ない?」と気になるときは、世帯年収と子ども人数が近いデータを探すのがコツよ。
アタシが相談を受けた40代前半の共働きママ・山中さんは、夫婦で年収600万円、子ども2人の4人家族だったの。
月の消費支出が35万円くらいで、「周りより高いのでは」と不安に思っていたわ。
家計調査の勤労者世帯で、収入階級が近いデータをいっしょに確認したら、その世帯構成だと月30万円程度が平均的な水準だとわかったの。
教育費や習い事の支出が多めだったから、費目別に見直すことで、無理のない範囲で支出を調整できる見通しが立ったわ。
あなたの世帯に近い条件のデータを選んで比較することが、正しい判断につながるのよ。
年収や家族構成が違えば、平均も違うの。自分に近い条件のデータを探して、比較しなさいね。
ここからは、自分の帳簿と平均をどう突き合わせるか。手順をはっきりさせるわよ。
自分の家計費と平均を比較する方法|3ステップでチェック
並べ方を間違えると意味がない。ここ読めば防げる。
家計費の平均と比較するときは、ただ数字を並べるだけじゃダメなの。
条件が違うデータと比較しても、正しい判断はできないわ。
比較を意味のあるものにするには、3つのステップを踏むといいのよ。
●ステップ1、自分の家計の支出を把握すること。
家計簿アプリや銀行・クレジットカードの明細を使って、1か月分の支出を費目別に集計するの。
食費、住居費、光熱費、交通・通信費、教育費など、家計調査の分類に近い形で分けると比較しやすいわ。
家計簿をつけていない場合は、直近の銀行・クレジットカードの明細を費目別に振り分けるだけでも、おおよその支出が把握できるのよ。
特別な支出(冠婚葬祭、家電の買い替え、車の修理など)があった月は、通常の生活費と分けて考えるといいのよ。
●ステップ2、自分の世帯に近い条件のデータを選ぶこと。
世帯年収、世帯主の年齢、子ども人数などが近い区分のデータを、e-Statの家計調査から探すの。
二人以上世帯のなかでも、勤労者世帯か、世帯主の年齢階級別か、年間収入五分位階級別かで、数値が違ってくるわ。
e-Statのサイトでは、検索条件を指定してデータをダウンロードできるから、あなたの世帯に一番近い条件のデータをえらぶのが先よ。
●ステップ3は、費目別に比較すること。
全体の合計だけでなく、食費が平均より何%多いか、光熱費はどうか、といった費目ごとの比較をすると、どこをいじればいいかが見えてくるの。
平均より大幅に上回っている費目があれば、見直しの候補になるわ。
逆に、平均より少ない費目があれば、その分が貯蓄やほかの支出に回っている可能性があるの。
貯蓄額や住宅ローンの返済額は消費支出には含まれないから、支出が平均より少なくても貯蓄に回せているなら問題ないのよ。
平均はあくまで目安だから、あなたの家計に合ったバランスを探すのがいちばん大事なのよ。
条件を揃えて、費目別に比較することよ。全体の数字だけで一喜一憂しないで、改善できるところから手をつけなさい。
FPの話にいくわ。ひとりで抱えない選択肢ね。
家計費が気になったら|FP無料相談でプロに確認
平均と比較してみて、「うちは家計費が高すぎる?」「このままでも大丈夫?」と不安が残るなら、FP(ファイナンシャルプランナー)の無料相談を頼ってみるのが手堅いわ。
FPは家計・保険・資産運用・税金など、お金全般の専門家。
あなたの収支や家族構成、今後の予定をヒアリングして、家計全体を俯瞰してチェックしてくれるの。
無料相談を提供している窓口はたくさんあって、対面だけでなくオンラインや出張相談にも対応しているところが多いわ。
子育て中のママでも、自宅から気軽に相談できるのよ。
相談前に、直近の収支がわかる家計簿や銀行明細、加入中の保険がわかるものを用意しておくと、アドバイスがより踏み込んだ内容になりやすいわ。
家計費の平均との比較で「食費が多い」「光熱費が気になる」といった点があれば、その旨を伝えれば、費目別の見直し方も提案してくれるの。
FPが複数の保険会社の商品を扱う窓口なら、あなたの家計に合った選択肢を比較検討できるから、保険の見直しとあわせて相談するのもアリよ。
相談の流れは、申し込みから日程調整、面談まで、通常は数日〜1週間程度で完了するわ。
面談では、収支の確認や将来のライフイベント(教育費、住宅購入、老後など)の話もできるから、家計費の平均だけでなく、長期的な家計設計についても相談できるの。
家計費が平均より多いか少ないかだけでなく、将来の資金計画や保険の見直しまで、お金にまつわる悩みをまとめて相談できるのがFP相談のいいところよ。
ひとりで悩んでいても答えが出ないときは、プロに聞く価値は十分にあるわ。
平均との差を見て不安が残ったら、FP無料相談でプロの目を借りなさいよ。ひとりで抱え込まないこと。
おさらいと宿題、いくわね。
本日のおさらいと
宿題3つ
家計費の平均は総務省の家計調査で確認できるわ。
2025年(令和7年)の二人以上世帯の月額消費支出は約31万4千円。
内訳(食費・住居費・光熱費など)を費目別に把握し、世帯年収や家族構成が近いデータと比較することが、我が家の家計が妥当かどうかを判断するコツよ。
平均との差が気になる場合は、FP無料相談でプロに聞くのが早いわ。
【本日の宿題】あなたがやるべき3つのこと
1. 家計調査の最新データを確認する:e-Statで二人以上世帯・勤労者世帯の消費支出を調べ、月額目安を押さえる
2. 1か月分の支出を費目別に集計する:家計簿や明細を使って、食費・住居費・光熱費などの内訳を出す
3. 条件の近いデータと費目別に比較する:世帯年収・年齢・子ども人数が近い区分のデータを選び、突出している費目をチェックする
ゆかりママの
締めの甘辛ひと言
家計費の平均が気になる気持ち、よくわかるわ。
でもね、数字を知らないまま「高いかも」と不安になるより、まずはデータで確認すること。
総務省の家計調査は誰でもアクセスできるから、今日から調べられるのよ。
平均と比較して「うちは妥当」とわかれば安心だし、見直しが必要なら費目別に手をつければいい。
ひとりで悩んで答えが出ないときは、FP無料相談を頼って。
家計のことは、プロに聞いたほうが早いわ。
あなたの家計が少しでもラクになるように、アタシは応援してるからね。
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
免責事項
本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の家計状況や金融商品の勧誘を目的としたものではありません。家計の見直しや資金計画については、ご自身の状況に応じて専門家にご相談ください。最新のデータは総務省統計局のウェブサイトでご確認ください。
