ゆかりママの甘辛マネー相談

お金を貯める前に絶対知ってほしい!子育て家庭がやりがちな家計NGと逆転のコツ

お金を貯める前に絶対知ってほしい!子育て家庭がやりがちな家計NGと逆転のコツ

読者からの悩みのお手紙

「共働きでそれなりに収入はあるはずなのに、気づくと毎月ほぼ残高ゼロ。子どもの教育費や老後のことを考えると不安だけど、どこから手をつければいいのか分かりません。節約しなきゃと思っても、忙しくて続かないし…お金を貯めるセンスがないのかなと落ち込んでしまいます。」
35歳・小1と3歳の子どもがいる共働きママ・ひなさん
ゆかりママの
甘辛マネー相談

残高ゼロはセンスの問題じゃないわ。見えてないだけ。仕組みを変えれば、貯まるルートはちゃんと作れるのよ。

ゆかりママ

FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。

酸いも甘いも嚙み分ける”ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。

ずばり結論!

家計を変えずに気合だけでお金を貯めようとしても、子育て中のママ・パパにはまず続かないわ。貯めるお金を増やしたいなら、やるべきことはシンプルに3つよ。

 

1つ目は、家計の流れをざっくりでいいから見える化すること。

2つ目は、子育て家庭あるあるの固定費NGを優先的に片づけること。

3つ目は、先取りで「貯めるお金」を給料日に先に逃がす仕組みを作ること。

ポイントは、細かい節約テクよりも「お金の通り道」を変えることよ。どこから入って、どこへ出ていっているのかをざっくりつかむだけで、今まで気づかなかったムダが見え始めるわ。

 

共働きなら、夫婦それぞれの口座やカードがどう動いているかを一度合わせて見るだけでも、「ここ、二重に払ってる」「このサブスク、もう使ってない」といった発見が出てくることが多いの。


その上で、通信費・サブスク・保険料みたいな固定費を優先的に見直す。ここを一度テコ入れすれば、毎月自動で「貯めるお金」のスペースが空いていくの。

 

あとは、そのスペースを生活費で埋め直さないように、給料日に先取りで別口座に移すだけ。


節約が下手とか、意思が弱いとか、自分を責める必要はないのよ。仕組みが「貯まりにくい家計」のまま放置されていただけ。これから一緒に、貯まりやすい家計の形に変えていきましょ。

 

それぞれのステップを、次の章からくわしく見ていくから、気になるところから読み進めてね。

この記事を読んだら
わかること3つ!

  1. 我慢ばかりしなくても「貯めるお金」をひねり出せる家計の整え方
  2. 子育て家庭がやりがちな家計NGとそのひっくり返し方
  3. 今日からできる、自然とお金が貯まる先取り仕組みの作り方

お金を貯める家計づくり成功の
ロードマップ

ここからは、子育て家庭がお金を貯めるための全体地図を先に見せるわね。細かいテクニックに行く前に、「どこを通ってゴールに向かうのか」をイメージしておくと、迷子になりにくいのよ。
1
現状をざっくり見える化する

通帳や家計簿アプリで、収入と大きな支出の流れだけ整理する

2
子育て家庭あるあるの固定費NGを見つけて優先カットする

通信費・サブスク・保険料・使っていないサービスを洗い出す

3
変動費は「上限とルール」を決めて、完璧を目指さない管理に変える

食費・日用品・レジャーなど、ざっくり枠とマイルールを作る

4
給料日に「貯めるお金」を先取りで別口座に逃がす

決まった金額を自動的に移すようにして、残りで生活する仕組みにする

5
余裕が出てきたら「増やすお金」の勉強を少しずつ始める

教育費や老後に向けて、貯めるだけでなく増やす方法も視野に入れる

Goal
毎月「いつの間にかお金が残っている」状態をつくる
「お金に困らない人生」にしましょうよ!
ゆかりママの
アドバイス一覧

お金を貯める前に直したい子育て家庭の勘違い3つ

思い込みと「残ったら貯金」の順番を捨てる

多くのママ・パパが「収入が少ないから貯められない」「子どもが小さいうちは仕方ない」と思い込んでいるけれど、その考え方のままだと、収入が増えてもお金は貯まらないのよ。

貯める前にいちばん直したいのは、家計の流れを見ないまま「どうせムリ」と決めつけるクセと、貯金の順番を後ろに回すクセなの。


子育て期って、食費や日用品、教育費の準備など、確かに支出が増えがちな時期よね。

でもね、「子どもがいるから貯められない」と決めつけてしまうと、家計を見直す視点そのものが止まってしまうの。

 

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」でも、二人以上世帯のうち「家計のやりくりの悩みがある」と答える割合は毎年一定数いるわ。その多くが「収入が足りない」と思いながら、実は固定費の見直しや先取り貯蓄をしていないケースなのよ。


じつは、こんな勘違いがよくあるわ。貯金は「余ったらするもの」だと思っている。とりあえず節約アプリを入れれば何とかなると思っている。ボーナスで赤字を埋めているから大丈夫だと思い込んでいる。

 

どれも気持ちは分かるけれど、これを続けている限り、貯めるお金は生まれにくいわ。仕組みが「残ったら貯める」になっている時点で、残らないように使っちゃうのが人間なのよ。


アタシのお客さんで、実家暮らしの単身の弟さんを頼りにしている30代のママがいたんだけど、本人の口座は「小遣い用」だけ見て、生活費の本流は夫のカードに流れているだけで、世帯全体の収支表がなかったの。

 

話を聞いたら、子どもがいるから貯められないんじゃなくて、どこにいくら入りどこから出ているかが見えていなかっただけ。1枚の紙に「入る場所」と「固定費が落ちる場所」だけ書いたら、次の打ち手が一気に見えたわ。


こういうときにまずやるべきことは、「完璧な家計簿」じゃないわ。1週間分の通帳やクレジットカードの明細をパッと眺めて、給料が入る口座、固定費が落ちている口座、日々の支払いに使っているカードや電子マネー、この3つだけをざっくり書き出すこと。どこから入って、どこに出ているのかの「地図」が見えれば、それだけで無駄な経路がちらほら見えてくるのよ。夫婦で分担しているなら、お互いの口座とカードを一度テーブルに並べて、「今月はここからいくら出た」と共有するだけでも、「あ、ここだ」って気づく瞬間が来るもんよ。

お金を貯める前に直すべきなのは、「どうせ貯められない」という思い込みと、「残ったら貯金すればいい」という順番。貯めるお金を増やしたいなら、「先に貯めて、残りで生活する」前提に頭を切り替えるところから始めましょ。

自分を責める前に、家計のルールを疑いなさい。

貯まらないのは、あなただけのせいじゃなくて、順番と見え方がゆるゆるなだけよ。

 

つぎは、そのルールを整えるために一番効く「固定費」の話に進んでいくわ。

給料日前でも残る家計に変える現状把握と固定費見直しのコツ

固定費の棚卸しで毎月の余白をつくる

毎月の家計を本気で変えたいなら、最初にやるべきは「食費を数百円削ること」じゃなくて、固定費の棚卸しよ。同じ暮らしでも、固定費を整えるだけで、貯めるお金の余地は一気に広がるわ。


固定費は、一度契約してしまうと、何もしなくても毎月自動で引き落とされるお金。ここにムダが紛れ込んでいると、気づかないうちに毎月同じだけ損し続けるのよ。逆に言えば、一度見直せば、その効果はずっと続く。

 

総務省の「家計調査」でも、二人以上世帯の消費支出のうち、通信費や保険料などは毎月ほぼ一定で、ここを削るだけで年間で数万円単位の余裕が出る家庭は珍しくないわ。


子育て家庭でありがちな固定費NGは、だいたいこんなところね。使いきれていない大容量のスマホプラン。気づけば増えている動画・音楽・アプリのサブスク。何年も見直していない保険料。ほとんど行っていないのに続いている習い事やサービス。どれも「一つひとつはそこまで高くない」から油断しがち。でもね、全部まとめると、毎月けっこうな金額が浮いてくる。アタシが見てきたお客さんでも、そんな発見をした人は一人や二人じゃないわ。

今月中にやってほしい固定費チェックを、3つに絞るわね。

 

まず通信費。

 

スマホと自宅のネット代、合計でいくら払っているか、まず金額を把握すること。マイページにログインして、ここ1〜2か月の明細をざっくり確認してみて。使っていないオプションや容量があれば、そこが見直し候補よ。格安SIMや乗り換えキャンペーンを検討するだけでも、月数千円変わる家庭は多いわ。


つぎにサブスク。

 

動画・音楽・アプリ・オンラインサービスなど、毎月自動で落ちているものを全部書き出す。月1回以上使っていないものは、一度解約する候補に入れてみて。

 

そして保険料。

 

結婚や出産前に入ったままの保険が、そのままになっていないかしら。保障内容と保険料が今の家族構成に合っているか、一度整理する価値は大きいわ。とくに、共働きで収入が二本柱になっているなら、どちらかが亡くなったり働けなくなったりしたときの保障は、昔の「夫が稼ぐ前提」のプランでは足りないことが多いの。逆に、子どもが独立したあとの過保障になっているケースもあるから、FPに一度見てもらうのがおすすめよ。


完璧な結論をひとりで出さなくていいのよ。大事なのは、「何にいくら払っているのか」を見えるようにすること。そこまでできたら、FPに相談して取捨選択してもらうのも、立派な次の一手よ。


固定費は、一度見直せば、その後ずっと効果が続く「家計の筋トレ」みたいなもの。ここで空けたスペースこそが、貯めるお金の土台になるわ。給料日前でも残る家計に変えたいなら、まずは通帳や明細と向き合う時間を、今月1回だけでもちゃんと取ってあげて。

固定費の見直しを後回しにしている人ほど、毎月同じところでお金を流し続けているのよ。面倒なことほど先に片づけた人から、貯まる側に移動していくんだからね。

 

つぎは、そのあとに待っている「日々のやりくり」と「先取り貯蓄」の仕組みづくりを一緒に見ていくわ。

ムリなく続く変動費ルールと先取りで「貯めるお金」を増やす仕組み

先取りと上限ルールで三日坊主を卒業する

食費や日用品みたいな変動費は、「完璧に抑える」ことよりも、「ざっくり枠とルールを決めて、あとは先取りで貯める」という考え方に変えた方が、子育て家庭には現実的よ。


毎日献立を考えて、特売情報をチェックして、子どもの機嫌も見ながら節約するなんて、フルマラソン並みの根性がいるのよ。そんなのを一年中続けようとしたら、途中で心が折れるに決まってるわ。

 

子育て家庭では、変動費を「ゼロベースで削る」より、「上限を決めて、その中でやりくりする」ほうが続きやすいの。上限があると、今月はここまで使っていいというラインがはっきりして、罪悪感なく使えるし、オーバーした週は次の週で調整すればいいだけになるわ。


だからこそ、人の意思に頼らない仕組みが大事になるの。

 

変動費には「月いくらまで」というざっくりの上限を決める。週ごとに使っていい目安を決めて、それ以上は無理しない。そして、給料日に「貯めるお金」を先に別口座や積立に移してしまう。

 

こうしておけば、「残ったら貯金」じゃなくて、「先に貯金して、残りでやりくり」に自然と変わるのよ。


たとえば、こんなステップで仕組みを整えてみて。

 

まず変動費のざっくり枠を決める。

 

食費と日用品、レジャーをまとめて「毎月このくらいまで」という目安を決める。細かく分けすぎると続かないから、最初は大きな3つくらいで十分よ。


つぎに、週ごとの予算をざっくり決める。

 

1か月分を4で割って、「1週間あたり、このくらいならOK」という金額を頭に入れておく。週末にざっくり振り返ってみて、使いすぎた週があっても、次の週でちょっと調整できれば合格よ。


そして肝心なのが、給料日に先取りで別口座へ移すこと。
 
給料日になったら、決めた金額を別口座に移すか、自動積立の設定をしておくこと。金額は、最初は無理のないレベルでいいのよ。数千円からでも、「貯めるお金が先に確保されている」という感覚が、家計の意識を変えていくから。給与天引きの財形貯蓄や、給料翌日に自動で積立される投資口座を利用すれば、意志の力に頼らなくてもお金を積み立てやすい仕組みができるわ。まずは「先に逃がす」習慣をつけることが、貯まる家計への第一歩よ。

少し余裕が出てきたら「増やすお金」の勉強をスタートさせて。

 

貯めるお金が毎月少しずつでも積み上がってきたら、将来の教育費や老後資金に向けて、増やし方を学ぶ段階に入れるわ。いきなり難しいことをする必要はなくて、まずは仕組みや考え方を知るところからで十分よ。


変動費を完璧に抑えようとするより、「これくらいなら続けられそう」という現実的なルールを決めて、その上で給料日に先取りで貯めるお金を逃がしておく方が、結果的に長く続くし、貯まるスピードも安定するのよ。

節約は根性勝負だと思っているうちは、永遠に三日坊主よ。先にお金を動かす仕組みさえ作っちゃえば、あとは多少ゆるくても、気づいたら貯まってる側に立てるの。

 

ここまでの流れを踏まえて、最後に今日からできる一歩を一緒に整理していくわ。

本日のおさらいと
宿題3つ

貯めるお金がないと感じる原因の多くは、「どうせ無理」という思い込みと、「残ったら貯金」の順番にあったわ。家計の流れを見える化して、先に貯めてから残りで生活する前提に切り替えることがスタートラインよ。

 

子育て家庭では、まず固定費の棚卸しと見直しが、毎月の余白を生む一番の近道よ。通信費・サブスク・保険料を一度チェックするだけでも、年間数万円単位で変わることは珍しくないわ。

 

変動費はざっくり枠とルールを決めて、給料日に先取りで別口座にお金を逃がす仕組みを作ることが、貯める家計への一番の近道になるわ。完璧な節約より、続く仕組みを優先すること。

【本日の宿題】あなたがやるべき3つのこと

1. 給料が入る口座と、固定費が引き落とされる口座を書き出す

通帳でもアプリの画面でもいいから、収入と固定費の口座を紙に書き出して、家計の通り道を可視化してみて。細かい分類は後回しで大丈夫。

 

夫婦で共有しているなら、二人分の口座を一覧にすると、どこからお金が流れているかが一気に把握しやすくなるわ。


2. 通信費とサブスクを一度だけまとめて確認する時間を取る

今週中に30分だけ時間を作って、スマホとネット代、サブスクの金額を全部メモしてみて。月1回も使っていないサービスがあれば、ひとつでいいから解約してみましょ。

 

解約手続きが面倒なものは、カレンダーにリマインドを入れて「来月解約」と書いておくだけでも、次の一歩になるわ。


3. 次の給料日に「先取りで移す金額」を決めて、別口座を用意する

今の家計でも無理なく続けられそうな金額を決めて、給料日に移す先の口座をひとつ決めること。金額は小さくていいから、「先に貯める」を一度体験してみてね。給与天引きや自動積立ができるなら、それを使うと意志に頼らず続けられるのよ。

ゆかりママの
締めの甘辛ひと言

まあね、子育てしながらお金のことまで完璧にやれなんて、誰だって無理よ。疲れてコンビニに逃げたくなる夜だってあるし、レシートを見たくない日もあるわ。


でもね、そのまま見て見ぬふりを続けていたら、将来のあなただってずっと不安のままよ。

 

いきなり完璧を目指さなくていいから、宿題のうちひとつだけでも、今週中にやってみなさい。口座を書き出すだけ、サブスクをひとつ解約するだけ、先取りの金額を決めるだけ、どれか一つでいいの。

 

くじけそうになったら、この記事のロードマップに立ち返って、もう一度だけ地図を描き直してちょうだい。家計は一度で終わりじゃなくて、何度でも直せるからね。

ライファーでは、お金のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)への無料相談サービスを提供しているのよ。生活費や家計の見直しに不安がある方は、ぜひ一度相談してみてちょうだい。

無料相談ならこちらから申し込めるわよ。

家計の見直しについてもっと知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて。

監修者

株式会社ソルブグループ

社員Y・Iさん

保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。

オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。

現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。

免責事項

本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、個々の家計状況や効果には個人差があります。

家計管理や資産運用に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。

詳細なライフプランや個別相談については、専門家にご相談ください。

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