ゆかりママの甘辛マネー相談

NISA・iDeCo 初心者が絶対に知るべき違いと始め方|20代が損しない選び方を徹底解説

NISA・iDeCo 初心者が絶対に知るべき違いと始め方|20代が損しない選び方を徹底解説

読者からの悩みのお手紙

「職場の先輩が『NISAを始めた』って言っていたんですけど、iDeCoとどう違うのか全然わかりません。
両方やった方がいいのか、どちらかひとつでいいのか、投資って怖くないのかも正直わからなくて…。
貯金はあるんですけど、口座に置いているだけなので、損している気がして不安です。」
26歳・会社員・一人暮らし・かずきさん
ゆかりママの
甘辛マネー相談

貯金が「ただ眠っている」と気づいている時点で、もうすでに一歩踏み出せているも同然よ。

知らないまま放置するほうが、ずっとリスクなんだから。

ゆかりママ

FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。

酸いも甘いも嚙み分ける”ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。

ずばり結論!

20代会社員のNISA・iDeCo、損しない始め方はこの3ステップ。

1. まず新NISAを開設して月1万円以上の積立をスタートさせる

2. 生活費の6か月分の緊急予備資金が確保できたらiDeCoを追加する

3. 積立商品は「全世界株式インデックスファンド」から

NISAとiDeCoは「どちらが正解か」を比べるものじゃなくて、「どちらを先に使うか」が20代の論点なのよ。

結論を先に言うと、ほとんどの20代会社員は新NISAから始める方が正解。

なぜかというと、iDeCoは60歳まで絶対に引き出せない制度だから、結婚・転職・住宅購入といったイベントが多い20代には、流動性の低いiDeCoを先に満額使うのはリスクがあるの。

でも節税効果という点ではiDeCoに軍配が上がるのも事実で、年収が上がってきた20代後半には両方使うことが最強の組み合わせになるわよ。

それぞれくわしく説明するからチェックしておいてね!

この記事を読んだら
わかること3つ!

  1. NISAとiDeCoの「本質的な違い」がわかる
  2. 20代会社員が「どちらを先に始めるべきか」の判断基準がクリアになる
  3. 口座開設から初回積立まで動ける具体的な手順がわかる

NISA・iDeCo始め方成功の
ロードマップ

この4ステップで進めていくわよ!

1

NISAとiDeCoの違いを「引き出せるか否か」で理解する
2

自分のライフプランを考えて「どちらを先にするか」を判断する
3

新NISA口座を開設して月1万円の積立設定を完了させる
4

緊急予備資金が貯まったらiDeCoを追加し、2026年改正に備える
Goal

NISAとiDeCoをフル活用して、20年後の自分に感謝される資産をつくる
「お金に困らない人生」にしましょうよ!
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アドバイス一覧

NISAとiDeCo、まずここを押さえれば十分!2分でわかる本質の違い

「引き出せるか引き出せないか」だけ覚えれば今日から動けるわ

NISAとiDeCoって名前は聞いたことあるけど、説明を読むと難しくてやめちゃう…という声、アタシのバーでも何度聞いたかわかんないわ。

でもね、この2つは「引き出せるか引き出せないか」という1点だけで理解していいの。

そこだけ押さえれば、今日から動けるわよ。

まず新NISAから話すわね。

これはひと言で言うと「投資の非課税口座」よ。

株や投資信託に投資して出た利益には、通常なら20.315%の税金がかかるんだけど、NISA口座を使えばその税金がゼロになるの。

2024年に大きく改正されて、年間投資枠は360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)、生涯の非課税上限は1,800万円まで使えるようになったわ。

そして何より大事なポイントは、「いつでも自由に引き出せる」こと。

来年結婚資金が必要になっても、急な出費があっても対応できるから、20代の流動性の高い生活スタイルにぴったりフィットするのよ(出典:金融庁「NISAとは」)。

iDeCoはというと、「老後専用の節税積立制度」と思ってちょうだい。

毎月積み立てるお金が全額所得控除になるから、年収に応じて毎年数万円単位で税金が戻ってくる。

運用益も非課税で、受け取るときも一定の控除がある。

この3段階の税制優遇がある意味最強の制度なんだけど、致命的な縛りがひとつある。

それが「原則60歳まで引き出せない」という条件よ(出典:厚生労働省「iDeCoの制度改正について」)。

20代のあなたが今iDeCoを始めたとして、引き出せるのは30年以上先の話になるの。

その30年の間に、結婚・マイホーム購入・転職・親の介護…いろんなことが起きる可能性があるわよね。

そのときに「iDeCoに入れすぎて手元に現金がない」という状態になると、そこが最大のリスクになってしまうのよ。

じつは、この2つを「どっちが優れてるか」で比べること自体が間違いなの。

それぞれ目的が違うから、使い分けることが正解。

まずNISAで投資習慣をつくって、余裕ができたらiDeCoを追加する。

それが20代の王道の流れよ。

シンプルにまとめるとこうなるわ。

◆NISAの特徴:運用益が非課税・いつでも引き出し可能・年間360万円まで投資可能・所得控除なし

◆iDeCoの特徴:掛金が全額所得控除・運用益非課税・受取時も控除あり・60歳まで引き出し不可

難しく考えすぎ。

引き出せる=NISA、引き出せない=iDeCo。

これだけ頭に入れてつぎに進みなさ~い!

NISAとiDeCoの基本を押さえたところで、つぎは20代会社員にとってどちらを先に始めるべきか、その判断フローをくわしく見ていくわよ。

20代会社員が「どちらを先に始めるか」の損しない判断フロー

新NISAが先でiDeCoは後、にはちゃんと理由があるの

「どちらを先に始めるか」という問いに対するアタシの答えは明確よ。

20代のほとんどは、まず新NISAから入りなさい。

でも、「なんとなくそう言われてる気がする」じゃなくて、理由をきちんと理解した上で動いた方がいいから、ちゃんと説明するわね。

新NISAを先にすべき最大の理由は「流動性」よ。

20代って、ライフイベントが凝縮している時期なの。

結婚するかもしれない、住宅を買いたくなるかもしれない、転職して収入が一時的に下がるかもしれない、留学や資格取得に費用が必要になるかもしれない。

そういう予測不能な支出に備えながら投資するには、いつでも引き出せるNISAが圧倒的に使いやすいのよ。

一方でiDeCoを先に始めてはいけないケースがあって、アタシがよく耳にするのが、数年以内に住宅購入を検討しているケース。

アタシの知り合いで30代前半の会社員の方がいたんだけど、20代のうちにiDeCoに毎月2万円入れ続けた結果、手元の貯金が少なくて、いざマンションの購入を考えたときに頭金が全然用意できなかったって話してたわ。

iDeCoは緊急時でも引き出せないから、手元資金を意図せず減らすリスクがあるの。

年収ベースで見ると、手取りが月20万円台の20代前半なら、まずはNISAに月1万〜2万円を設定するだけで十分よ。

手取りが25万円を超えてきて、なおかつ生活費6か月分の緊急予備資金が確保できているなら、iDeCoに月5,000円〜1万円を追加するのが現実的なステップになるわね。

ここで重要な観点をひとつ伝えておくと、年収が高くなるほどiDeCoの節税効果は大きくなるの。

年収400万円の会社員が月2.3万円のiDeCoを使った場合の概算節税額は年間約5.5万円だけど、年収600万円なら同じ条件で約8.3万円になる(国税庁の所得税率に基づく試算。

出典:国税庁「所得税の税率」)。

だから20代後半で年収が上がり始めたタイミングこそ、iDeCoの追加を真剣に考える時期なのよ。

まとめると、新NISAで月1万円積立をスタートし、生活費6か月分の緊急予備資金が貯まったらiDeCoを追加する。

iDeCoの掛金は5,000円から設定して、年収の上昇とともに増やしていく。

これが20代会社員のスタンダードなルートよ。

「iDeCoは節税になるから早い方がいい」は半分正解で半分罠。

手元資金と引き換えに節税を買う制度だと理解した上で使いなさい。

ではつぎに、2026年の改正という時限ネタについてお話するわよ。

2026年改正で20代が今すぐ動かないと損する理由

「来年でいいか」が数十万円の損になる、複利の現実

「来年でいいか」という言葉は、お金の世界で最も危険なセリフよ!

とアタシはいつも伝えているんだけど、2026年の制度改正はその危険をリアルに数字で示してくれているのよ。

まず知っておいてほしいのが、iDeCoの掛金上限が2026年12月から大幅に引き上げられること。

会社員で企業年金のない人は、現在の月2.3万円から月6.2万円へと、じつに2.7倍近くになる予定なの(2026年12月施行予定。

出典:厚生労働省「iDeCoの制度改正について」)。

これは節税可能な金額も大幅に増えるということだから、年収が上がってきた20代後半の会社員にとっては大きな転換点になるわね。

この改正が施行される前から口座を持っておけば、施行後すぐに上限まで使い始めることができるの。

つぎに押さえておきたいのが、退職所得控除の「10年ルール」の変更。

2026年1月から、iDeCoの一時金と退職金を両方受け取る際に、退職所得控除の恩恵をフルに受けるためには受取時期を10年以上空ける必要が出てきたわ(従来は5年でよかった)。

将来の受取方法に関わる話だから、今から逆算して設計しておくことが大切よ。

そして20代にもっとも響く話が、「1年早く始めた場合の差」よ。

月1万円をNISAに積み立てて年利5%で運用した場合、25歳から始めた人と26歳から始めた人では60歳時点の資産に数十万円単位の差が開く。

複利という「時間が味方になる仕組み」があるからよ。

20代という時間の豊かさこそが最大の投資資産なの(計算根拠:1万円×12か月×35年、年利5%複利で運用した場合の終価から算出)。

制度改正のタイミングを「きっかけ」として、今月中に口座開設だけでも済ませておくことが、未来の自分への贈り物になるわよ。

「来年でいいか」は何年も言い続けてきた人のセリフよ。

今日動かなかったら、また来年も同じことを言ってるわ!

それじゃあ具体的に、口座開設から積立設定まで、今日できる手順をていねいに見ていきましょうか。

今日から動ける!新NISA・iDeCo 口座開設から初回積立を完了させる全手順

スマホ1台あれば最短1週間で投資家になれるのよ

ここからが実践よ。

手順を知れば、投資って思ったより難しくないとわかるから、ちゃんとついてきてね。

まず、新NISAの口座開設から始めるわよ。

アタシのおすすめはネット証券。

たとえば、SBI証券や楽天証券などね。

どちらも運営管理手数料が無料で、取扱商品が豊富で、スマホアプリが使いやすいから、初心者が最初に使う証券口座として申し分ないわ。

新NISA口座開設の流れはこう進めてちょうだい。

まず証券会社のウェブサイトかアプリから口座開設の申し込みをする。

必要なのは本人確認書類(運転免許証かマイナンバーカード)とマイナンバーだけよ。

スマホで本人確認書類を撮影して送るだけで手続きが完了するから、書類の郵送もほぼ不要になってるの。

審査・口座開設完了まで最短翌営業日、通常3〜5営業日かかるから、「今日申し込んで今週末には設定できる」くらいのペースで考えてちょうだい。

口座が開設できたら、つみたて投資枠で積立設定をするの。

金額は月1万円〜3万円の範囲でまず設定してみて。

毎月自動で積み立てられるように設定したら、あとはほったらかしでいいわよ。

銀行の自動引き落としと同じ感覚よ。

iDeCoの口座開設については、2024年12月から事業主証明書が不要になったの。

これは大きな変化で、それまでは「会社に手続きしてもらわないといけない」という心理的ハードルがあったんだけど、今はその壁がなくなったのよ。

iDeCoの口座開設もNISAと同じ証券会社でできる場合が多くて、SBI証券や楽天証券なら運営管理手数料が0円。

申し込み後、国民年金基金連合会の審査が入るため、口座開設まで1か月前後かかることが多いのが注意点ね。

最初の掛金が引き落とされるのはその翌月以降になるから、余裕を持って手続きしておくことをすすめるわ。

投資商品の選び方についてひと言だけいわせてちょうだい。

NISAでもiDeCoでも、アタシが初心者におすすめするのは「全世界株式インデックスファンド」よ。

たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という商品は、全世界の数千社に一度に分散投資できて、信託報酬(管理コスト)が年0.1%台と超格安の商品。

難しく考えずに、これから始めるのもひとつの手よ。

インデックスファンドとは、市場全体の動きに連動するように設計された投資信託のことで、個別株を選ぶ手間も知識も必要なく、長期保有にもっともフィットしているの。

口座開設は「やるぞ」という意思の証明よ。

難しいことは始めてから覚えればいいわ。

手順はわかったわね?

つぎは、20代が実際にやってしまいがちな失敗パターンと対策を伝えておくわよ。

20代がやりがちな失敗3つとアタシが見てきた逆転劇

知っておくだけで「あとで後悔した」が激減するわ

お金の失敗って、知識があれば避けられるものがほとんどよ。

アタシが見聞きしてきた「やっちゃった話」の中から、20代に多いパターンを3つまとめておくわね。

失敗1. 「積立額を高く設定しすぎて、翌月から生活費が足りなくなった」

よくあるのが、「せっかくだから多く積み立てよう」と最初から月3万円や5万円に設定してしまうケースよ。

積立は「続けること」が大前提なの。

生活費が苦しくなって積立を止めたり解約したりすると、複利の恩恵が途切れてしまうのよね。

まず月1万円で始めて、3か月後に生活への影響を確認してから増額するというステップを踏むだけで、この失敗は防げるわよ。

失敗2. 「相場が下がったタイミングで怖くなって解約した」

「積立を始めてしばらくしたら相場が下がって、含み損になった。このまま続けていいのか怖い…」という相談、本当によく聞くの。

でもこれはね、つみたて投資ではむしろ歓迎すべき状況なのよ。

価格が下がったタイミングで積み立てると、同じ金額でより多くの口数を買えるから、将来相場が回復したときのリターンが大きくなるの。

これをドルコスト平均法と言って、長期積立の最大の武器なのよ。

相場の下落で解約した人が、その後の回復期に一番後悔してるわ。

失敗3. 「iDeCoに入れすぎて、いざ必要なときに手元資金がなくなった」

iDeCoの掛金を月2万円以上に設定して数年続けたら、気づいたら手元の流動資産がほとんどiDeCoの中にある状態になってしまった…というケースよ。

iDeCoはいざというとき絶対に引き出せないから、「老後のためだけの口座」と割り切った上で、生活費・緊急予備資金・近い将来のライフイベント費用を確保した残りで設定することが鉄則なの。

月5,000円〜1万円でスタートして徐々に増やすのが、20代には合っているわね。

逆転劇もひとつ紹介しておくわよ。

27歳のとき「少額でも怖いけど始めた」という会社員の方がいたの。

月1万円からNISAをスタートして、余裕ができたタイミングでiDeCoを追加。

年収が上がるたびに積立額を少しずつ増やしていって、35歳の時点でNISAとiDeCoの残高を合わせると400万円を超えていたわ。

「続けるだけでこんなに増えた」というのが、その人の言葉ね。

大事なのは完璧な計画を立てることじゃなくて、まず始めてやめないことなのよ。

失敗を知っているのと知らないのでは、スタートラインが全然違うわよ。

怖くてもまず1万円。

それだけでいいの。

本日のおさらいと
宿題3つ

本日のおさらい

NISAは「いつでも引き出せる非課税投資口座」、iDeCoは「60歳まで引き出せない節税積立制度」という目的の違いを押さえれば使い分けは自然と見えてくるわ。

投資初心者でも続けられる鍵は「月1万円から始めて相場の波に動じない」こと。

ドルコスト平均法が20代の味方よ。

2026年12月にiDeCo掛金上限が大幅引き上げ予定なので、今から口座だけでも開設しておくことが将来の節税につながるわよ。

あなたがやるべき3つの宿題

  • アクション1: SBI証券か楽天証券といったネット証券のサイトを今日中に開いて、口座開設の申し込みフォームに進む
  • アクション2: 自分の手取り月収を確認して「月いくらなら無理なく積み立てられるか」の金額を紙に書いてみる
  • アクション3: iDeCoについて「自分の会社に企業年金があるかどうか」を人事部か給与明細で確認する

ゆかりママの
締めの甘辛ひと言

「何もしなかった」なんて後悔、アタシたちの辞書にはいらないわ。

さあ、未来のあなたに感謝される準備、今すぐ始めちゃいなさい!

ライファーでは、お金のプロであるFP(ファイナンシャル・プランナー)への無料相談サービスを提供しているのよ。資産形成やそれぞれの違いについて知りたい方は、ぜひ一度相談してみてちょうだい。

無料相談ならこちらから申し込めるわよ。

監修者

株式会社ソルブグループ

社員Y・Iさん

保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。

オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。

現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。

免責事項

※本記事に掲載している制度内容は2026年4月時点の情報に基づいています。

NISA・iDeCoの制度内容は今後変更される場合があります。

個別の投資判断・税務判断については、必ずFP・税理士・金融機関などの専門家にご相談ください。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を勧誘するものではありません。

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