体験格差の焦りと万が一の恐怖。ひとりで悩んでいた私が、子どもと笑顔になれた理由|シングルマザーのライフプラン相談記 vol.7
◆目次(この記事でわかること)
1、「もし私が倒れたら、この子はどうなるの…」ひとりで抱え込んだ、家計と体験格差の焦り
2、なぜ「ひとりで抱え込みがちな人」ほど、ムリのない家計の“守りと攻め”が必要なのか?
―― 不安になるのは当然。ひとり親の家計こそ「感情」ではなく「順番」
―― 医療保険に入っていれば安心?——短期入院だと給付がほぼゼロって本当?
―― 「就業不能保険」ってどんな仕組み?月4,000円で何が守れるの?
―― 今から新NISA・月2万円を9年続けたら?——教育費のリアルな見通し
子どもが6歳のときに離婚し、フルタイム勤務へ切り替えて慌ただしい毎日を送っている美紀さん(38歳・仮名)。都心に近い埼玉の2DK賃貸アパートで、9歳になる男の子をワンオペで育てています。
夏休みなどの長期休暇が明けるたび、美紀さんの心を重く締め付けていたのは「母親としての申し訳なさ」。
お友だちが家族旅行や習い事の話を楽しそうにするなか、我が家は毎日の生活費と万が一の貯金でいっぱいいっぱい。SNSで「親の経済力による体験格差」という言葉を見かけるたび、「ひとり親だから、この子にお金も時間も使ってあげられない」とひとりで肩を落としていました。
そんな美紀さんに追い打ちをかけたのが、会社の健康診断での「乳がんの疑い」による再検査通知でした。結果は無事「異常なし」だったものの、ひとりで抱え込んでいた恐怖が一気に噴き出したのです。
「もし本当にがんで私が働けなくなったら……?」 「今の体験」もさせてあげられず、「万が一の備え」もできているか分からない——。
今回は、そんな美紀さんがライファーの無料相談を受け、「今も将来も諦めない安心感」を手に入れるまでの体験談をご紹介します。
◆相談者プロフィール
美紀さん(38歳・仮名): 9歳の男の子を育てるシングルマザー(年収約380万円)。埼玉の2DKアパート暮らし。実家には頼れず、健診でのがん疑いをきっかけにお金の不安をひとりで抱え込む。「子どもにお金の心配をかけないこと」と「今しかできない体験や教育を諦めさせないこと」が一番の願い。
※実際に無料相談を受けた方の「お客様の声」をもとに再構成しています。
1、「もし私が倒れたら、この子はどうなるの…」ひとりで抱え込んだ、家計と体験格差の焦り
離婚からの3年間、無我夢中で走り続けてきた美紀さん。毎月の家賃や生活費を一人で支え、帰宅後は家事と息子の宿題の見守り。「健診での乳がん再検査通知」は、そんなギリギリの日常に襲いかかった衝撃でした。
「もし私が倒れて入院したら、誰が家賃を払うの? 働けなくなったら、息子の生活や教育費はどうなっちゃうんだろう……」
昔から入っている医療保険はあるものの、「働けなくなったときの生活費」まで守れるのかすら把握できていない状態でした。
さらに胸を締め付けたのが、休み明けに帰ってきた息子の言葉です。「◯◯くん、夏休みに飛行機で沖縄に行ったんだって!すごいよね」と無邪気に話す笑顔を見ながら、胸の奥がキュッと痛みました。
周りのように色々体験させてあげたいけれど、日々の生活費と貯金で精一杯。
「自分がシングルマザーだから我慢させているんじゃないか」という申し訳なさが、夜ひとりになると押し寄せていました。
実家には心配をかけたくない。職場や友人にも重い話は相談できない。限界を感じた美紀さんは、プロに我が家の数字を整理してもらおうと、ライファーの無料相談に申し込むことを決意したのです。
2、なぜ「ひとりで抱え込みがちな人」ほど、ムリのない家計の“守りと攻め”が必要なのか?
美紀さんを担当したのは、社会人になる2人の子どもを育て上げたベテランFP・横田さん(50代半ば)。身構えていた美紀さんに、横田さんは温かく語りかけました。
「美紀さん、健診の再検査、本当にお辛かったですね。でもひとりでここまでお子さんを育て、フルタイムで家計を回してきたこと自体、本当に立派なことですよ。無理な節約は糸が切れてしまうだけです。今日は万が一の“守り”と“将来のお金の育て方”を、ムリのない順番で整理しましょう」
2回目の面談で提示された「ライフプラン表」を見て、美紀さんは自分の家計のどこに穴があり、どう挽回すればいいのかを初めて客観的に理解することができました。
不安になるのは当然。ひとり親の家計こそ「感情」ではなく「順番」
「美紀さんが『自分が倒れたらどうしよう』と不安になるのは本当に当然のことですよ。収入の柱が自分ひとりなんですから。
ただ、その不安が必要以上に大きくなってしまうのは、医療保険・公的制度・教育費などが頭の中でゴチャゴチャに混ざってしまっているからです。ひとり親の家計だからこそ“感情”や焦りではなく、“順番”を整えることが大切です。
まずは自分が倒れても生活が破綻しないための『守りの盾』。次に、子どもの未来や今の体験費用を育てる『攻めのサイフ』。この順番を整理するだけで、暗闇の中で抱えていた不安はスーッと消えていきますよ」
医療保険に入っていれば安心?——短期入院だと給付がほぼゼロって本当?
「『医療保険に入っているから大丈夫』と思われがちですが、注意が必要です。今の医療は入院日数が短期化しており、医療保険は『入院中の医療費』を補うものが中心だからです。
美紀さんが毎月6,000円払っている医療保険を確認したところ、『入院1日につき5,000円』の短期入院カバーでした。つまり、がん等で長期間働けなくなったときの『毎月の家賃(7万円)や生活費』を支える保障は実質ゼロだったんです。
『何日入院したらいくら出るか』『働けない月の生活費はどこから出すか』を数字で直視することが大切です」
「就業不能保険」ってどんな仕組み?月4,000円で何が守れるの?
「そこで美紀さんの家計に組み込んだのが『就業不能保険』です。病気やケガで長期間働けなくなったとき、お給料のように毎月お金を受け取れる“守りの盾”ですね(※一定の支払対象外期間を過ぎてから給付が始まるタイプが一般的。出典:生命保険文化センター)。
美紀さんの場合、月4,000円の保険料で、条件を満たしたときに月10万円の給付が受けられる設計を選びました。公的保障(傷病手当金や高額療養費制度等)と組み合わせれば、長期間倒れても家賃や生活費が止まることはありません。『倒れてもこの子のお金の心配は要らない』という強力な安心感が手に入ります」
今から新NISA・月2万円を9年続けたら?——教育費のリアルな見通し

「大学費用というと『4年間で約400万〜500万円』かかりますが、大金を今すぐ用意する必要はありません。
まず、これまで準備してきた貯蓄と、高校卒業までに国から給付される児童手当(9歳〜18歳で計約108万円)を専用口座でしっかり管理します。
次に、大学費用の不足分に向けて、新NISAの『つみたて投資枠』で月2万円をコツコツ始めましょう(年間120万円まで非課税。出典:金融庁)。
息子さんが高校を卒業するまでの9年間、月2万円(積立総額216万円)を仮に年率約5%で運用できた場合、手元には約270万円の見通しが立ちます(金融庁シミュレーター等の概算。※運用成果は保証されず元本割れリスクもあります)。
児童手当等の準備 + 新NISA運用分(約270万円)= 合計約380万〜400万円規模。
これで大学費用の大部分をカバーできる確実な見通しが立ちます! 守りと攻めを合わせた月2.4万円(就業不能4,000円+NISA2万円)で仕組みを作れば、万が一の備えも教育費も完璧です。
そうすれば、残った家計の中から『月1.5万円』を体験用のサイフとして使っていけます。年間18万円になりますから、夏休みに飛行機で旅行へ行ったりテーマパークを楽しんだりするお金もしっかり作れます。もう罪悪感を持つ必要なんて一切ありませんよ!」
ひとり親が見落としがちな制度と、「我が家の守りと攻め」への仕分け
「もうひとつ忘れてはならないのが、公的なサポートです。児童扶養手当や自治体のひとり親向け医療費助成など、国や地域には“最初からある盾”が存在します(※所得制限・条件等により支給額は異なります)。
公的制度という土台を確認したうえで、足りない『長期の働けないリスク』だけを民間の就業不能保険で補う。これが一番ムダのないスマートな仕分けです」
横田さんは、美紀さんの家計をもとに明確な修正プランを作成しました。
● 相談前のプラン(医療保険に月6,000円払うも、万が一の収入は「ゼロ」になる危険な状態)
毎月6,000円の医療保険に入っていたものの内容は短期入院保障のみ。長期間働けなくなった際の生活費保障は実質ゼロでした。さらに将来の焦りから手元の余力を普通預金に固定した結果、子どもへ使える「体験予算」を作れず不安が空回りしていました。
● プロの修正プラン(月2.4万円で「完全防備の守り」と「大学費用」を自動化)
【守り】就業不能保険(月4,000円): 長期間働けない際に「月10万円」を確保。生活費が回る「折れない壁」を構築。
【攻め】新NISA(月2万円): 9年で約270万円(※年率5%想定)を育成。児童手当の残額(約108万円)と合わせ「約380万円規模(大学費用の大部分をカバー)」を確保!
【今のゆとり】体験・思い出予算(月1.5万円/年間18万円): 旅行や体験専用のサイフを確保。罪悪感ゼロで行ける家計へ!
● 相談を終えた、美紀さん(38歳)からのリアルな声
「健診で引っかかったとき、『私に万が一があったら……』と夜も眠れないほど不安でした。でも横田さんが『ムリな節約は不要』と共感し、就業不能保険を教えてくれたことで長年の恐怖が消えていきました! 大学費用の準備も完璧になり、年間18万円の旅行・体験予算まで作れて感動しました。これからは息子とたくさんの思い出を作りながら前を向いて歩んでいけそうです!」
3、「ひとりで抱え込む」をやめた日。ムリのない家計設計図がくれたもの

中立なお金のプロに「守りの盾」と「攻めのサイフ」の順番を整えてもらった美紀さん。契約手続きを終えたときには、胸を押し潰していた重圧が嘘のように消え去っていました。
修正された新しいライフプラン表を手渡される頃には、「シングルマザーだから」と一人で暗い不安を抱え込んでいた美紀さんの表情は、すっかり晴れやかなものに変わっていました。
そんな美紀さんに、担当FPの横田さんはこんな言葉をかけます。
「美紀さん、『よそのご家庭のような体験をさせてあげられていない』とおっしゃっていましたけれど、一緒にキッチンに立ってお料理をしたり、おばあちゃんの畑仕事を手伝ったり……お金では買えない貴重な体験をすでにたくさんしているじゃないですか!
体験って、なにもお金をかけるものだけじゃないと私は思います。だから、今回つくった年間18万円の体験予算は、お子さんと楽しむのはもちろん、たまには毎日がんばっている美紀さんご自身を労うためにも使ってくださいね」
その言葉を聞いた瞬間、胸の奥につかえていた重荷がすーっと溶け落ち、ずっと「自分は母親として足りていない」と自分を責めていた美紀さんの心は、大きな安心感と満たされた気持ちでいっぱいになりました。
ひとり親だからこそ、ひとりで抱え込まなくて大丈夫。あなたもプロと一緒に「ご家族に一番合った家計の設計図」を作成してもらい、もっと笑顔で前向きな未来をスタートさせませんか?
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
※本記事は個人の体験談をもとに構成しており、相談内容や結果をすべての方に保証するものではありません。保険商品の内容・給付条件・税制・統計データ・公的制度は時期や自治体・ご家庭の状況により異なります。投資の運用成果は変動し、元本保証ではありません。具体的な家計設計や保険の見直しについては、専門家にご相談ください。
※無料相談を担当するFPの指定はできません。
※相談の回数・同席者・手続きの進め方は、ご家庭の状況により異なります。