時短終了と小4の壁。仕事と家庭のバランスを守りながら収入アップする方法|FPと解消!暮らしとお金のモヤモヤ vol.4
◆目次(この記事でわかること)
1、第1回相談:小4の壁と時短終了が重なり、働き方が一気に揺れた
―― ◆ポイント解説:リスクを抑えて「第二の収入源」を作る3つのルール
2、第2回相談:ポートフォリオ診断で分かった、我が家に合った「理想の資産配分」
「小4になると、放課後の居場所が一気になくなるの。時短も終わって、フレックスで持ち帰っても進まなくて……子どもが寝たあとに仕事してるよ」
職場の休憩室で聞いた先輩ママの話が、ずっと気になっていた美穂さん(38歳・仮名)。長男の晴斗くんは小学3年生で、通っている学童は地域のルールで今年が最後です。来年に向けてお留守番の練習も始めていますが、やんちゃな性格なので「ひとりで大丈夫かな」と不安が消えません。
本当は、時短が終わったあとも子どもとの時間を守りたい。でも収入のことを考えるとフルタイムに戻るしかない……。家計やキャリアのことが頭をよぎってモヤモヤする日々。NISAとiDeCoは夫婦ともにやっていて金融資産もあるのに、焦りばかりが募っていました。
今回は、ライファーの無料相談を受け、仕事と家庭のバランスを守りながら収入アップのヒントを得た美穂さんの様子をお届けします。(※実際に無料相談を受けた方の「お客様の声」をもとに再構成しています。登場人物は仮名です。)
◆相談者のプロフィール&担当FP
美穂さん(38歳・仮名):都内近郊のベッドタウンにある企業で正社員・時短勤務中(年収350万円程)。小学3年生の男の子のママ。本当は仕事をセーブして家庭の時間を増やしたいが、時短終了後の働き方と家計の両立に悩んでいる。
亮さん(39歳・仮名):美穂さんの夫。都内勤務の営業職(年収650万円程)。残業が多く、出張もたまにある。
家計の状況:NISA・iDeCoは夫婦とも実施済み。世帯の金融資産はおよそ1000万円。学童は今年がリミット。
◆担当ファイナンシャルプランナー
藤本さん(40代半ば・仮名):中学生と小学校高学年の2人の子どもを育てるパパFP。難しい言葉を避け、働き方の悩みを家計とセットで整理するのが得意。
1、第1回相談:小4の壁と時短終了が重なり、働き方が一気に揺れた
平日の夕方、美穂さんは会社のフレックス制度を利用し、自宅近くのファミリーレストランで担当FPの藤本さんと初めて顔を合わせました。
藤本FP
美穂さん
藤本FP
美穂さん
藤本FP
美穂さん
藤本FP◆ポイント解説:リスクを抑えて「第二の収入源」を作る3つのルール

ここで、FPの藤本さんが美穂さんに解説した「リスクを抑えた株式運用」のポイントを整理します。(※運用成果を約束するものではありません。)
1、投資の「目的」によって資産を明確に切り分ける
「教育資金のための資産」と「今の収入を補うための資産」をごちゃ混ぜにせず、完全に別枠として管理します。暴落時の恐怖は「大事な教育費が減るかもしれない」という混乱から来るため、目的を分けることがリスク管理の第一歩です。
2、高い利回りに惑わされず、「分散」と「減配リスク」を重視する
高配当株と聞くと、利回り5%以上の高利回り銘柄に目が行きがちですが、業績不振で配当が減る(減配)リスクも高まります。特定の一社に集中させず、多様な業種に分散し、長年安定して配当を維持・増配している企業を選ぶほうが、値下がりや減配の影響を小さくしやすくなります。
3、配当金は「ママの時間のゆとりを買うお金」と再定義する
配当収入は単なる「お小遣い」ではなく、固定費(通信費や光熱費など)に充てることで「仕事をセーブしても家計を維持できる安心感」を生み出します。お金に働いてもらうことで、子どもと過ごす「時間」を買い戻すという意識を持つことが大切です。
美穂さん
藤本FP
美穂さん2、第2回相談:ポートフォリオ診断で分かった、我が家に合った「理想の資産配分」

2週間後、同じファミレスで2回目の相談がおこなわれました。FPの藤本さんは、事前に美穂さんから聞き取った家計データをもとに作成したシミュレーション資料をテーブルに広げます。
藤本FP
美穂さん
藤本FP◆ポイント解説:美穂さん家が目指すべき「無理のない第二の収入源づくり」

1、既存の1000万円(NISA・iDeCo等)は、高配当株のために切り崩さない
これまで積み立ててきた1000万円は、将来の教育費・老後資金のベースです。新しく始める高配当株のために、この「守りの枠」を崩して乗り換える必要はありません。運用の見直し自体は家庭ごとにあり得ますが、「第二の収入源づくり=今ある1000万円を崩すこと」ではない、というのがポイントです。
2、配当金目的の投資は、手元の「余剰資金」から月数千円〜数万円規模で小さくスタート
生活防衛資金と教育資金の目処が立った後の「余剰資金」だけを使い、1株単位や高配当ETFなどを活用して少額から買い進めます。株価が下がったときでも、日々の生活費や教育費への影響を小さく抑えやすい環境をつくることが大切です。
3、まずは「月1万円の配当金」を中長期の目安にする
最初から大きな配当収入を目指す必要はありません。目安として「年間12万円(月1万円)」を置くと、ゴールが具体的になります。ただし配当は元本に対する利回りで決まるため、月1万円規模には相応の元本が必要で、余剰からコツコツ積み上げる場合は中長期の目標になります。今すぐというわけではないですが、月1万円でも固定費の一部を補える感覚が持てると、時短終了後に無理な残業を抑え、子どもとの時間を優先する働き方へ踏み出しやすくなります。
4、中長期的な視点で働き方の選択肢を広げる
働き方の制度側でも変化があります。2025年10月からは、3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、会社は「短時間勤務」「テレワーク」「時差出勤」「新たな休暇制度」などの選択肢の中から2つ以上の制度を用意する義務が生じます(※これまでの法的制度(短時間勤務等の義務)は3歳までとなっており、それ以上は企業ごとの対応でした。なお、用意される制度や利用ルールは会社により異なります)。
美穂さんのような小学生以上のお子さんを持つ方への直接的な法的義務ではありませんが、こうした法改正をきっかけに「社員の離職を防ぐため、子どもの年齢を問わず柔軟な働き方を認めよう」という企業側の意識変革が進んでいます。「前例がないから」とあきらめず、会社へ具体的な働き方を相談してみる価値は十分にあります。
美穂さん
藤本FP
美穂さん
藤本FP
美穂さん
藤本FP
美穂さん●相談を終えた、美穂さんからのリアルな声

「投資におすすめの商品の選び方やリスクの抑え方を具体的に教えてもらえ、今後の働き方や資産形成への不安が少し消えました。自分たちだけで考えているとどうしても視野が狭くなってしまうので、無料なので一度相談してみるのはすごく良いと思います。」
3、モヤモヤを解消して、納得のいく家族の未来を選ぶためにできること

「フルタイムに戻って体力的にも限界を迎えるか、仕事を辞めるか」の二択だと思い詰め、ひとりで悩んでいた美穂さん。
ライファーの無料相談を通じて手に入れたのは、単なる投資のテクニックではなく、「今できる工夫で体を守りながら、将来の選択肢を作っていけばいいんだ」という未来への前向きな気持ちの変化でした。
子どもと笑顔で過ごす時間も、ママ自身の体と心を守ることも、どちらも同じくらい大切です。
「自分の労働だけに頼らない家計の仕組み」と「現実的な家計のやりくり」をプロと一緒に整えて、あなたとご家族に一番合った「ゆとりのある未来」をスタートさせませんか?
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティング従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
※本記事は個人の体験談をもとに構成しており、相談内容や結果をすべての方に保証するものではありません。資産運用の成果を約束するものではありません。
※育児短時間勤務・柔軟な働き方に関する措置・学童・NISA等の制度や商品・税制は時期・自治体・会社により異なります。具体的な家計設計や運用については、専門家にご相談ください。
※担当FPのご指名はできかねます。