一人暮らしで家計簿が続かない…|3日坊主でも大丈夫!ズボラでも続く家計管理のはじめ方
一人暮らしで家計簿が続かない…|3日坊主でも大丈夫!ズボラでも続く家計管理のはじめ方
読者からの悩みのお手紙
27歳・メーカー事務職・かほさん
3日で開かなくなる? それ、あなたが悪いんじゃなくて方法が合ってないだけ。一緒に続くやり方を見つけましょ。
FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。酸いも甘いも嚙み分ける”ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。
ずばり結論!
ポイントは「毎日1円単位で記録する」ことじゃなくて、「お金の流れをざっくりつかむ仕組み」を作ることなの。
自分の性格に合った方法を選べば、挫折する確率はグッと下がるわ。費目をシンプルにすれば入力で迷わないし、それでも改善しないなら、お金のプロに1度見てもらうのが近道よ。
このあと順番にくわしく解説するから、気になるところから読んでちょうだい。
この記事を読んだら
わかること3つ!
- 家計簿が続かない本当の原因と、挫折パターン別の対処法がわかる
- 自分のタイプに合った家計管理法の選び方と、一人暮らしの支出目安がわかる
- 家計管理に行き詰まったときに、プロに相談するという選択肢とそのメリットがわかる
一人暮らしの家計管理
成功のロードマップ
家計簿が続かなかった原因を振り返り、自分の挫折パターンを知る
自分のタイプ(アプリ・手書き・ざっくり管理)に合った管理方法を選ぶ
費目を5つ以内にシンプルに決めて、支出を見える化する
週1回の振り返り習慣をつくり、改善が進まなければFPに相談する
アドバイス一覧
一人暮らしの家計簿が続かない原因はコレ!挫折パターン3選
家計簿が続かないのは、あなたの根性が足りないからじゃないの。やり方が自分に合っていなかっただけよ。
アタシのところに相談に来る一人暮らしの人たちも、「何回も挑戦して全部ダメだった」と口をそろえるけど、よくよく話を聞くと、だいたい同じパターンにハマってるの。
まず多いのが「完璧主義パターン」ね。1円単位まで記録しようとして、レシートをためこんで、3日目くらいに「もう無理」って投げ出すやつ。
家計簿は完璧に記録することが目的じゃなくて、お金の流れをつかむためのツールよ。ざっくりでも続けたほうが、完璧に3日つけてやめるより圧倒的に効果があるの。
つぎに多いのが「費目が複雑すぎるパターン」。食費、外食費、カフェ代、コンビニ費、日用品、衣服、美容……と、細かく分ければ分けるほど入力が面倒になるわ。
一人暮らしなのに10項目以上に分けてたら、仕分けに迷うたびにやる気が削れて当然よね。
3つ目は「目的が曖昧パターン」。なんとなく「つけたほうがいいかな」で始めると、記録する意味が見えなくてモチベーションが続かないの。
「月2万円貯めたい」「来年までに旅行資金30万円をつくりたい」みたいに、家計簿をつけた先にあるゴールを決めておくと、数字を振り返る動機になるわよ。
じつは、アタシが以前相談を受けた35歳の男性会社員は、食費を「自炊」「外食」「コンビニ」「飲み会」と4つに分けていたの。毎回「これはどこに入れる?」と迷って、結局2週間で白旗を上げたそうよ。食費をひとまとめにしたら、月末まで記録が続いたって言ってたわ。
家計簿の挫折は「方法が合ってなかっただけ」と割り切ってOK。自分がどのパターンにハマっていたかを知れば、つぎの一歩が見えてくるわ。
3回挫折しても、4回目に方法を変えれば続くことがあるの。過去の失敗を責めるヒマがあったら、やり方を変えてみてちょうだい。
さて、あなたはどのパターンにハマってたかしら?思い当たる節があるなら、次で解決策を一緒に見ていくわよ。
ズボラでもOK!タイプ別・家計簿の選び方
家計簿が続くかどうかは、ツール選びで8割決まるとアタシは思ってるわ。どんなにいい方法でも、自分の性格やライフスタイルに合っていなければ長続きしないのは当たり前。だから最初に「自分はどんなタイプか」を見極めて、ぴったりの道具を選ぶのが先決なのよ。
1つ目は「アプリ派」。スマホをいつも手元に置いているなら、レシート撮影や銀行口座連携で自動入力してくれるアプリが向いているわ。手入力が最小限で済むから、記録の手間がグッと減るの。
Money Forward MEやZaimなど、無料で使えるものがいくつもあるわよ。ただし、機能が多すぎるアプリを選ぶと結局使いこなせなくて挫折するケースもあるから、最初はシンプルなものから始めるのがベターね。
2つ目は「手書き派」。紙に書くと頭に残りやすいし、達成感があるという人には市販の家計簿ノートや手帳が合うわ。100均で手に入る簡易的なものでも十分よ。
おすすめは「1日1行」だけ金額を書くスタイル。何に使ったか細かく書かなくても、その日の支出合計だけメモしておけば、月末に合計するだけでお金の動きが見えるのよね。
3つ目は「ざっくり派」。家計簿そのものが苦手なら、いっそ「家計簿をつけない家計管理」に切り替えるのもアリよ。方法はシンプルで、給料日に生活費を決まった金額だけ引き出して、その範囲でやりくりするだけ。
たとえば月の変動費を5万円と決めて、毎週月曜日に1万2,500円ずつ財布に入れる。残ったらOK、足りなくなったら使いすぎのサイン。記録ゼロでもお金の流れが管理できるわ。
バーのカウンターに座ってた29歳の営業職の子、最初はアプリを使ってたんだけど「通知が来るたびにストレスになる」って言うのよ。ざっくり派の封筒分け管理に切り替えたら、3か月で月1万5千円ほど支出が減ったそうよ。「あの通知ストレスって何だったんですか」って笑ってたわ。
大事なのは「正しい方法」を選ぶことじゃなくて、「続く方法」を選ぶこと。どれが正解かは人によって違うから、まずはひとつ試して、合わなかったら別の方法に乗り換えればいいだけよ。
「続かなかった」は「自分に合わなかった」だけの話。道具を変えるだけで結果がガラッと変わることもあるから、気軽に試してみてね。
道具が決まったら、今度は「何を記録するか」よ。費目の決め方、次で見ていくわ。
一人暮らしの生活費の理想割合と費目のシンプルな決め方
家計簿を始めるとき、「費目をどう分ければいいの?」と迷う人が本当に多いわ。でもね、一人暮らしの家計管理で大切なのは、細かく分類することじゃなくて、お金の流れを「ざっくりつかむ」ことなの。
まず、一人暮らしの生活費の目安を確認しておきましょ。総務省の「家計調査」(2024年)によると、単身世帯で民営借家に住む人の1か月あたりの平均消費支出は約18万7,629円よ(出典:総務省「家計調査」2024年)。
内訳をざっくり見ると、住居費が約28%、食費が約22%、交通・通信費が約11%、娯楽費が約11%、その他が約28%という割合になっているわ。
ただし、この数字はあくまで平均で、住んでいる地域や年齢で差があるから、あなた自身の手取りに対する割合で考えるほうが現実的よ。手取り20万円なら、住居費は25〜30%で5万〜6万円、食費は15〜20%で3万〜4万円、通信費と光熱費は合わせて10%で2万円、貯蓄は最低10%で2万円。残りの30〜40%で交際費や日用品、娯楽をまかなうイメージね。
費目の決め方で挫折しないコツは、「5つ以内にまとめる」こと。アタシがおすすめするのは、固定費(家賃・通信・サブスクなど)、食費(自炊も外食もぜんぶひとまとめ)、日用品・雑費、おたのしみ費(趣味・交際・カフェなど)、貯蓄、この5つだけ。これ以上増やすと一人暮らしの家計簿は途端に面倒になるわよ。
なかでも意外と盲点なのが「おたのしみ費」を独立させること。交際費と趣味と衣服をバラバラにすると管理が煩雑になるうえに、「今月は交際費が多い…」と罪悪感が生まれやすいのよね。ひとまとめにして月の上限だけ決めておけば、使い方の自由度が高くなって精神的にもラクよ。
費目8つで毎回迷走してた31歳のデザイナーがいてね、5つに絞った途端に入力時間が半分以下になって、気づいたら3か月続いてたって言うの。しかも月末に数字を見返すだけで「食費が多かったから来月は自炊を増やそう」と自然に行動が変わったって言ってたわ。
費目は細かいほど正確にはなるけど、続かなければ意味がないの。まずは5つでスタートして、慣れてきたら必要に応じて調整するくらいがちょうどいいわよ。
費目を5つに絞るだけで、記録のハードルは一気に下がるわ。「完璧な分類」より「続く分類」を選んでちょうだい。
数字が見えてきても「で、ここからどうすればいいの?」って手が止まる人、実はけっこう多いのよね。
ひとりで行き詰まったらFPに相談して家計を整えよう
支出が見えてきたはいいけど、「改善の手の打ち方がわからない」「貯まっていく実感がない」という壁にぶつかる人は少なくないの。とくに一人暮らしだと、お金の話を気軽にできる相手が近くにいなくて、ひとりで悩みを抱え込みがちよね。
そんなときに検討してほしいのが、FP(ファイナンシャル・プランナー)への相談よ。「家計簿の相談でFP? 大げさじゃない?」と思うかもしれないけど、じつはFP相談の入り口で一番多いのが「家計管理をどうすればいいか」という悩みなの。
何がいいって、まず家計を「部分」じゃなく「全体」で見てもらえること。食費だけ、通信費だけと個別に削ろうとしがちなところを、収入・支出・貯蓄・保険・将来設計ひっくるめてトータルで診てくれるから、「何から手をつけるべきか」がスッキリするのよ。
2つ目は、一人暮らしの今だけじゃなく、結婚・出産・住宅購入など将来のライフプランまで含めて、お金の計画を一緒に考えてもらえること。20代〜30代のうちにプロと一度話しておくと、漠然とした不安が「いつまでにいくら必要か」という具体的な数字に変わるの。
自分では「仕方ない出費」だと思い込んでいたものが、第三者の目から見ると改善の余地ありってことも意外と多いの。プロの目線は侮れないわよ。
「相談したいけどお金がかかりそう」という声をよく聞くけれど、無料でFPに相談できるサービスもあるのよ。
アタシのバーの常連で、一人暮らし歴6年の32歳の看護師がいるんだけど、家計簿を3か月続けても貯金が思うように増えなくて悩んでいたの。思い切ってFPに無料相談したら、加入しっぱなしだった医療保険の見直しと、新NISA(つみたて投資枠)の活用を提案されて、月々の貯蓄ペースが見違えるように改善したって言ってたわ。自分だけでは気づけない盲点があったのよね。
家計管理は自分で始めることが大前提だけど、行き詰まったときにプロの力を借りるのは弱さじゃないわ。むしろ早い段階で一度相談しておくほうが、お金の不安を長引かせずに済むわよ。
ひとりで悩んで時間だけ過ぎるくらいなら、プロに30分相談するほうがよっぽど前に進めるわ。無料なんだから、使わない手はないのよ。
ここで今日の話を一回まとめておくわ。
本日のおさらいと
宿題3つ
本日のおさらい
一人暮らしで家計簿が続かないのは、完璧を求めすぎたり、費目が複雑だったり、目的が曖昧だったりと、やり方が自分に合っていないことが原因よ。自分の性格に合ったツール(アプリ・手書き・ざっくり管理)を選んで、費目は5つ以内にシンプルにまとめるだけで、続けるハードルはグンと下がるわ。支出の見える化ができたのに改善が進まないなら、FPへの無料相談で家計全体をプロと一緒に見直すのが最短ルートなのよ。
あなたがやるべき3つの宿題
1. 過去の挫折パターンを振り返って、原因を1つ書き出す
「完璧にやろうとした」「費目が多すぎた」「目的がなかった」、どれに当てはまるか紙でもスマホのメモでもいいから書いてみて。原因がわかるだけで、つぎに選ぶ方法が変わるわ。今日中に手をつけてちょうだい。
2. アプリ・手書き・ざっくり管理のうち、1つだけ今週中に試す
完璧に準備する必要はないの。アプリなら1つダウンロードするだけ、手書きならノートを1冊買うだけ、ざっくり管理なら週の生活費を封筒に入れるだけ。まず始めることがいちばん大事よ。
3. 3か月やっても貯金が増えないなら、FP無料相談の予約を入れる
自分で改善できる範囲には限界があるわ。無料でできるFP相談を活用するのよ。家計全体を専門家と一緒に見直すことができるから、迷っているならまず予約を入れてみてちょうだい。
ゆかりママの
締めの甘辛ひと言
家計簿に何度も挫折してきたのに、こうやってまた調べているあなた、その粘り強さはちゃんと財産よ。諦めの悪さは、お金を貯められる素質でもあるんだから。
でもね、「調べて満足」で終わったら今回も同じ結末よ。今日この記事を読んだことを1ミリでも活かしたいなら、スマホを閉じる前にひとつだけ行動して。アプリをダウンロードする、ノートを買うリマインダーを設定する、それだけでいいの。
「自分には家計管理なんて無理」なんて思わなくて大丈夫。アタシだって最初から上手にやれたわけじゃなくて、方法を変えて、道具を変えて、少しずつ自分のペースを見つけたの。あなたにだって必ずできるわ。
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
免責事項
本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、個々の家計状況や効果には個人差があります。家計管理や資産運用に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。金融商品やサービスに関する重要な判断については、必ず専門家にご相談いただくことをおすすめします。なお、NISA等の投資商品は元本が保証されるものではなく、過去の運用実績は将来の運用成果を保証するものではありません。本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。
