「今月も赤字…」からどう抜ける?毎月マイナス3万円の子育て家庭がプロに聞いた家計見直し術
「今月も赤字…」からどう抜ける?毎月マイナス3万円の子育て家庭がプロに聞いた家計見直し術
読者からの悩みのお手紙
33歳・パート勤務ママ・ゆきさん
節約してるつもりで赤字が続いてる? それ、削る場所を間違えてるのよ。でも気づいて相談に来たのは偉い。一緒に立て直しましょ。
FP1級。生命保険会社を辞め、東京・銀座の片隅というか新橋でバーを営み10年。酸いも甘いも嚙み分ける“ゆかりママ”が、人生のお金の悩みにときに厳しく、ときに優しくお答えします。
ずばり結論!
ポイントは「毎日の食費を100円ケチる」ことじゃなくて、家計のお金の流れそのものを仕組みから変えることなの。
固定費を一度見直すだけで毎月数千円〜1万円以上が浮くケースもあるし、変動費に上限を決めれば「なんとなく使いすぎた」を防げるわ。
それでも改善しないなら、プロの目で家計全体を俯瞰してもらうのが最短ルートよ。
それぞれ、このあと順番に詳しく解説するから、気になるところから読んでちょうだい。
この記事を読んだら
わかること3つ!
- 家計赤字が「なぜ続くのか」の原因を自分で特定する方法がわかる
- 固定費・変動費それぞれの見直し手順と、削る優先順位がわかる
- FPに相談するとどう変わるのか、相談すべきタイミングの判断基準がわかる
家計赤字 黒字化 成功の
ロードマップ
家計の収支を見える化して赤字額を正確に把握する
固定費(保険・通信・サブスク)を優先して見直す
変動費に予算枠を設けてコントロールする
黒字化が難しければFPに相談して最適プランを立てる
アドバイス一覧
家計赤字の原因はどこにある? まずお金の「穴」を見つけよう
家計の赤字を止めたいなら、最初にやるべきは「赤字の原因がどこにあるのか」を数字で突き止めることよ。
「なんとなく足りない」という感覚のまま節約を始めても、的外れな場所を削って疲弊するだけなの。
赤字には大きく分けて「一時的な赤字」と「慢性的な赤字」の2種類があるわ。
たとえば引っ越し費用や家電の買い替えで一時的にマイナスになっただけなら、翌月以降は元に戻る可能性があるのよ。
でも毎月のように赤字が続くなら、収入と支出の構造そのものに問題があるの。
この見極めを最初にやらないと、対策がちぐはぐになるわよね。
手順はたった3つよ。
まず、通帳やクレカの明細で直近3か月分の「入ってきたお金」を合計する。
つぎに、同じ期間の「出ていったお金」を固定費と変動費に分けてメモする。
最後に、差額がいくらのマイナスなのかを確認するの。
総務省の「家計調査」(2025年)によると、二人以上世帯の1か月あたりの消費支出は平均約31万円というデータがあるわ(出典:総務省「家計調査」2025年)。
もちろん地域や家族構成で差はあるけれど、「うちは平均と比べてどの費目が突出しているか」を見るだけでも穴を見つけるヒントになるのよ。
じつは、アタシのところに相談に来た26歳の新婚共働きの女性は、クレカ明細を3か月分並べたら「夫婦それぞれが別々のサブスクを契約していて月6,000円以上ダブっていた」と判明したの。
本人は食費を頑張って削っていたけれど、見えないところに穴が開いていたわけ。
穴を塞がないまま水を汲み続けるようなもの——それが、原因を特定せずに節約テクニックだけ試す状態よ。
明細を眺めるだけで終わっちゃダメ。紙でもスマホのメモでもいいから数字を書き出して、全体を一望するの。面倒でも一度やれば「ここが穴だった」と必ず見えてくるわ。
固定費の見直し、まだやってないならそこから始めてちょうだい。
固定費を見直して家計赤字の出血を止めよう
家計赤字をどうするか考えたとき、いちばん即効性があるのは固定費の見直しよ。
固定費とは毎月ほぼ同じ額が出ていくお金のことで、保険料・通信費・サブスクリプション・光熱費の基本料金などがこれにあたるわ。
一度テコ入れすれば、翌月からずっと節約効果が続くのが最大の強みなの。
食費を毎日100円ずつ削る努力を積み重ねるのも立派だけど、通信プランや保険を一回見直して月数千円浮くほうが、精神的な負担も少ないし効果が長く続くわよね。
だから「何から手をつけよう」と迷ったら、固定費から攻めるのが鉄則なのよ。
見直しの優先順位は、まず通信費、つぎに保険料、そしてサブスクの順番で考えてみて。
通信費はスマホのプラン変更や格安SIMへの乗り換えだけで、世帯全体で月数千円程度の削減が見込めるケースがあるの。
保険料は、結婚前や第一子が生まれる前に入ったまま何年も放置している人が本当に多いわ。
今の家族構成や収入に見合った保障になっているか、保障の重複や不要な特約がないかを一度棚卸ししてみてちょうだい。
自分だけでは判断しにくいときは、FPなど保険の専門知識をもつプロに相談するのもひとつの手よ。
とくに子育て世帯は、出産前に加入した保険がそのまま放置されているパターンが多いから、ライフステージが変わったタイミングで見直すことが大切なのよね。
たとえば、アタシが相談を受けた45歳のワーキングマザーは、独身時代の医療保険と夫の会社で入った団体保険の保障が重なっていたの。
見直したら保障内容はほぼ変わらないまま、月の保険料が数千円安くなったわ。
それに加えて、半年以上使っていなかった動画サブスクを2つ解約し、合計で月1万円以上の固定費が浮いたのよ。
サブスクは、いま契約しているサービスをすべてリストアップして「直近1か月で使ったかどうか」で仕分けるだけでOK。
使っていないものは即解約が基本よ。
月500円のサービスでも年間にすると6,000円になる。
2〜3本あればそれだけで年間1万円以上のムダが消えるわ。
一度手を入れたら毎月自動で効果が続くのが固定費の強みよ。
家計の「仕組み」を変えることで、赤字の出血を止める——それが固定費見直しの本質なの。
固定費を放置してる人ほど、毎月同じ穴からお金が漏れ続けてるわ。面倒でも一度だけ向き合えば、その月からラクになるのよ。
固定費で出血を止めたら、次は変動費よ。財布の口を「習慣で」締める話をするわね。
変動費と特別支出をコントロールして黒字体質をつくろう
固定費を見直したら、つぎに取り組みたいのが変動費のコントロールよ。
変動費とは食費・日用品・外食・レジャーなど、月によって金額が変わる支出のこと。
ここを「なんとなく使う」から「予算内で使う」に切り替えるだけで、赤字体質から黒字体質への大きな一歩になるわ。
変動費が膨らみやすいのは、上限を決めていないからよ。
スーパーに行くたびに「安いから」と余計なものをカゴに入れたり、週末のたびに外食が増えたり。
1回あたりは小さな金額でも、月単位で積み上がると数千円〜1万円以上の差になるのよね。
おすすめは、費目ごとに月の予算上限を決めてしまうこと。
たとえば食費は月4万円、日用品は月5,000円、レジャー・外食は月1万円、というように枠を設定するの。
完璧に守れなくても、「今月はレジャーが多かったから来月は控えよう」と自然に調整がきくようになるわよ。
もうひとつ見落としがちなのが「特別支出」。
子どものイベント費、車検、帰省費、冠婚葬祭など、毎月は発生しないけど年に何回かドカンと出ていく支出のことよ。
これをボーナスから補填する家計は多いけれど、ボーナスを特別支出に食われてしまうと貯蓄に回すお金が残らないの。
対策はシンプルで、年間の特別支出を書き出して12で割り、毎月その分を積み立てておくことよ。
たとえば年間で24万円の特別支出があるなら、月2万円を「特別支出積立」として別に確保しておくの。
そうすれば急な出費があっても慌てないし、ボーナスを丸ごと貯蓄や投資に回す余地が生まれるわ。
週1回のまとめ買いに変えた友人がいてね。
買い物回数を減らしたら衝動買いが激減して、食費が月5,000円以上浮いたって言ってたわ。
さらに特別支出の月割り積立を始めたことで、ボーナスのたびに「何に消えたかわからない」という悩みもなくなったの。
固定費が「仕組み」なら、変動費は「習慣」よ。
この2つを同時に手入れしたとき、赤字ってほんとうにすんなり消えていくものなの。
予算を決めずに買い物に行くのは、地図なしでドライブに出るようなもの。最初はざっくりでいいから「今月の枠」を設定するだけで、財布のヒモはちゃんと締まるわよ。
自力で詰まったら、FPの出番よ。
自力で限界ならFPに相談して黒字化プランを立てよう
固定費を削り、変動費に予算を設けても赤字が解消しないなら、FP(ファイナンシャル・プランナー)への相談を検討してほしいの。
「相談するほど大げさな話じゃない」と感じるかもしれないけれど、家計赤字が3か月以上続いているなら、自力での限界サインと受け止めてちょうだい。
FPに相談するいちばんのメリットは、家計を「部分」ではなく「全体」で診てもらえることよ。
自分ひとりで見ると、どうしても通信費だけ、保険だけ——って視野が細くなりがちなのよね。
でもFPは収入・支出・貯蓄・保険・教育費・老後資金まで横断してチェックして、効果の大きい改善ポイントを提案してくれるわ。
FP相談で何ができるか、3つだけ話しておくわ。
ライフプランの作成、保険の棚卸し、教育費シミュレーション——この3つは特に家計赤字を解消したい世帯に効いてくるの。
ライフプランは、何歳のときにいくら必要かを時系列で可視化してくれるから「漠然とした不安」が数字に変わるわ。
保険は、いま入っているものが家族構成や収入に見合っているかをプロが一緒に確認してくれる。
教育費シミュレーションは、子どもの進路パターン別に必要な金額と積立プランを出してもらえるから、いつからいくら準備すればいいかが明確になるのよね。
「相談したいけど、費用が心配」という声をよく聞くけれど、じつは無料でFPに相談できるサービスもあるのよ。
ライファーでは、お金のプロであるFPへの無料相談サービスを提供していて、家計の見直しから教育費の準備、保険の整理まで幅広くカバーしているわ。
ウチの常連で、半年以上赤字が続いていたご夫婦がいたんだけどね。
奥さんが「もう何を削ればいいかわからない」って言って、思い切ってFPに相談したのよ。
すると、住宅ローンの借り換えと保険の見直しだけで月1万円以上のコスト削減が実現して、半年後には家計が黒字に転換したっていうわ。
自分たちだけでは気づけなかった「プロならではの視点」があったのよね。
家計赤字をどうするか悩んでいるなら、ひとりで抱え込まないでほしいの。
第三者のプロが入ることで、感情的になりがちな夫婦間のお金の話も、数字をベースに冷静に進められるようになるわ。
相談は早ければ早いほど、改善の選択肢が広がるのよ。
自分で限界を感じてるのに動かないのは、風邪を引いてるのに病院に行かないのと同じよ。プロに頼ることは弱さじゃなくて、賢い選択なの。
最後に、今日の内容をまとめておくわ。
本日のおさらいと
宿題3つ
本日のおさらい
家計赤字を止めるには、まず収支の全体像を数字でつかむことが出発点よ。
そのうえで、効果が長続きする固定費(通信費・保険料・サブスク)から優先的に手をつけて、変動費には予算枠を設定してコントロールする。
特別支出は年間で洗い出して月割りで積み立てておけば、ボーナスに頼る生活から脱却できるわ。
そして自分だけでは改善しきれないと感じたら、FPに相談して家計全体を診てもらうことで、黒字化への道筋が一気に開けるのよ。
あなたがやるべき3つの宿題
1. 直近3か月分の収入と支出を書き出して、赤字額を正確に把握する
通帳やクレカ明細を開いて、いくら入って、いくら出ているかをメモするの。
固定費と変動費に分けるだけでも、家計の輪郭が見えてくるわ。今日中に手をつけてちょうだい。
2. 保険・通信・サブスクのうち1つだけ、今月中に契約内容を確認する
スマホの料金プランを見る、保険証券を引っ張り出す、サブスクの一覧を書き出す。
見直しの第一歩は、いまの契約を正確に知ることなの。
3. 赤字が3か月以上続いているなら、FP無料相談の予約を入れる
「まだ大丈夫」と先延ばしにしていると、貯蓄がどんどん目減りするだけよ。
ライファーの無料相談なら、家計全体を専門家と一緒に見直すことができるわ。
ゆかりママの
締めの甘辛ひと言
ここまで読んだあなたは、もう十分えらいわ。あとは「わかった」で終わらせず、今日10分だけ手を動かしてちょうだい。通帳を見るだけでも、料金プランを確認するだけでもいいの。
赤字を止めるのは、あなたの行動よ。ひとりで迷うなら、プロの手を借りて一歩進めばいいわ。
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
免責事項
本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としており、個々の家計状況や効果には個人差があります。家計管理や資産運用に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。金融商品やサービスに関する重要な判断については、必ず専門家にご相談いただくことをおすすめします。本記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当社は責任を負いかねます。
