「子どもの選択肢を狭めたくない!」 教育資金とマイホーム、両方叶う家計設計とは?|0歳児ママのライフプラン相談記vol.1
物価高や電気代の高騰、高すぎる住宅価格。0歳のわが子を抱きながら、「この国で子どもを育てるの、ハードル高すぎない…?」 と感じる 夜はありませんか。
家計簿アプリで毎月かろうじて黒字にできても、18年後の大学入学時にいくら貯めればいいのか、未来のライフプランが作れずに不安が募る毎日。
だからといって、公園や児童館で会うママ友に、おむつや寝かしつけの話はできても、年収や保険料といった家計の話にまで踏み込むことはできないのが現実ではないでしょうか。
育休中の産後ママ・春香さん(31歳・仮名)もそのひとり。
「自分がお金に疎いせいで、子どもの将来の選択肢を狭めたり、家計にゆとりがなくなるのは絶対にイヤ!」
その一心で、ライファーの無料相談に申し込みました。とくに春香さんが気がかりだったのが、見よう見まねで始めた”保険での積立投資”。月4万円の積立保険が妥当なのか、ずっと心に引っかかっていました。
今回は実際に、春香さんがお金のプロであるライファーのFP(ファイナンシャルプランナー)に、保険とライフプランの見直しをしてもらい、モヤモヤをすっきり解決したある日のストーリーをご紹介します。
◆相談者プロフィール
春香さん(31歳・仮名)。都内のメーカーで正社員として働く産後ママ。現在は育休中で、初めての子育てに奮闘中。家賃11万円の賃貸マンション暮らしだが、将来的には住宅購入(予算5000万円程度)も視野に入れている。夫は1つ年上の32歳。家事には協力的だが、営業職で接待が多いため、平日はワンオペになりがち。
※実際に無料相談を受けた方の「お客様の声」をもとに再構成しています。
1、「みんなやってるから」で始めたけれど… 知識ゼロの自分に襲いかかる自己嫌悪

「新NISAをやっていない親はヤバい」「投資をするならオルカン一択」―― SNSでマネー系のインフルエンサーをフォローすると、こんな煽り文句が並んでいるのを目にします。
超堅実で、絶対に損をしたくない春香さんにとって、そういった言葉は強いプレッシャーになっていました。
「株の暴落とか言われてもよく分からないし、スマホの画面を自分で操作して減っちゃったら怖すぎる…….」
悩んだ結果、春香さんは数か月前、「万が一の保障もあるし、積立・運用もできる」「忙しいママでも続けやすい」「プロが運用してくれるから、株の画面を見なくてもいい」といったネットの口コミを目にして、「保険を使った積立投資(世界株などで運用する変額保険)」を月4万円でスタートさせました。
しかし、始めた後も不安は消えませんでした。
「メリットばかりを見て決めてしまったけど、『保険で投資するのは手数料の無駄』っていうデメリットに後から気づいて………これって本当なのかな?」
「中身をちゃんと理解していないのに、毎月のお金を出し続けて大丈夫かな。」
モヤモヤしてしまうのは、春香さんの「教育資金を貯めて、好きな道を歩ませたい!」「いつか住宅を購入したい!」という家族への想いがあるからこそ。不勉強なまま始めてしまったとしても、恥ずかしいことなんて何もありません。
2、なぜ「画面操作が怖い人」ほど、”保険での投資”が守りの盾になるのか?

春香さんを担当したFPの遠藤さん(42歳・仮名)は、ご自身も2人の子どもがいる先輩ママ。
「よく分かってないまま始めてしまって、本当に恥ずかしくて……」と、消えそうな声で打ち明けた春香さんに「恥ずかしいことなんて1ミリもありませんよ!」と大きく首を振りました。同じママという立場だったのもあって、一気に打ち解け、相談しやすかったと春香さんは振り返ります。
問題は、遠藤さんは春香さんがモヤモヤしていた「保険での投資(変額保険など)」の仕組みとリアルな数字をいちから解説していきました。
1. そもそも、なぜ今の時代「投資」がマストなの?
「春香さん、私たちの親世代のときって『子どものお金は銀行に預貯金しておけば安心』と言われていましたよね。当時は銀行にお金を預けるだけで、金利が数%もついて、勝手にお金が増える時代だったんです。
でも、今の日本は『超低金利』。銀行にお金を預けても、増えるのはスズメの涙ほどです。さらに追い打ちをかけるのが、電気代や食品の『物価高』。
仮に、子どもが大学に行くときのために 『100万円』を銀行に預けていたとします。15年後も通帳の数字はほぼ 『100万円』のままですが、物価がどんどん上がっていたら、昔は100万円で買えたものが、120万円出さないと買えなくなっているかもしれない。つまり、【銀行に預けておくだけだと、気づかないうちにお金の価値が目減りしてしまう】のが、今の恐ろしい現実なんです。
だからこそ、物価高に負けないために、子どもの未来のお金を世界中の会社などに預けて一緒に育ててもらう『投資』が、今のママたちにとって避けては通れない必須科目のようになっているんですね。
そして、その『投資』を始めるための代表的な選択肢として、今よく名前が上がるのが『新NISA』と『保険での積立投資』の2つなんです」
2. SNSでよく見る 「新NISA」 って何?

「仕組みが分かれば、あとは手段を選ぶだけです。
まず、インスタなどでよく見かける『新NISA』。これ、すごく簡単にいうと、国が作った【投資で増えた利益に税金をかけませんよ、というおトクな専用のサイフ(口座)】のことなんです。
普通のサイフだと、投資で10万円増えても約2万円が税金で引かれてしまいますが、新NISA専用のサイフなら10万円が丸々手元に残ります。だからみんな『やった方がいい!』と大騒ぎしているんですね。
ただし、新NISAは完全な『セルフサービス』。
自分でネット証券の口座を開設して、自分で『世界株のパック(=オルカンと言われるもの)』などを選んで、スマホの画面をポチポチ操作して設定しなければなりません。
自由で増えやすい反面、株価が下がったときにどうすればいいかも、すべて自分で調べて自己責任で判断する必要があります」
3. 「保険での積立投資」ってどんな仕組み?
「それに対して、春香さんが始めた『保険での積立投資(変額保険)』は、いわば『プロにお任せのフルサービスお守りセット』なんです。
仕組みとしては、【新NISAのように お金を増やす仕組み】と【万が一のための生命保険】が、最初からセットになったものだと思ってください。
ママが毎月支払うお金は、保険会社の中で自動的に次の2つの役割に分かれます。
- 役割1:万が一のときの「生命保険」(パパやママに何かあったとき、まとまったお金が子どもに遺る仕組み)
- 役割2: お金を育てる「積立投資」(プロが世界株などを運用して増やす仕組み)
新NISAと同じく世界株で増やす仕組みですが、ママがスマホで一喜一憂する必要はありません。お金を預ければ運用のプロが裏側でバランスを整え、18年後には子どもが高校・大学に上がるタイミングで、育ったお金を教育資金としてまとめて受け取れます。
新NISAは、途中で親に万が一のことがあれば積立はその場で止まります。でも保険での投資は、契約内容に応じて死亡保障が付くため、万が一のときには積立が止まっても、契約どおりの死亡保険金が子どもに支払われる仕組みになります(商品・プランにより異なります)。
『自分でやるのは怖いけれど、お守りをつけながらプロに任せたい』というママに合った仕組みなんですよ」
4. 超堅実派が見落としがちな「税金」の優遇ファクト
「さらに、手堅く貯めたいママにこそ知ってほしいのが『生命保険料控除』の仕組みです。
じつは2025年分からの税制改正により、23歳未満のお子さんを育てる子育て世帯を対象に、一般生命保険料控除の所得税上限が4万円から6万円へと拡充されました。
たとえば、毎月2万円(年間24万円)を保険での投資に回すと、上限である所得税6万円・住民税2.8万円の控除枠の範囲内で、最大限の控除が受けられます。
ご主人の年収や税率にもよりますが、所得税と住民税を合わせて、毎年約6,000円〜9,000円前後(※年収や税率により変動)の税金が戻ってくる(または軽減される) 計算になります。
新NISAには、毎月の『掛け金自体』を住民税や所得税から差し引いてくれる税制優遇はありません。
もちろん控除には上限があるため『払った分すべて』が戻るわけではありませんが、この先10年、20年と積み立てていく中で、毎年確実に税金が浮いていく。これって、投資の運用利回りに換算すると、すごく手軽で確実なリターンなんですよ」
5. 「我が家のリアルな家計サイズ」への仕分け
「でも一番重要なのは、商品が良いか悪いかではなく、『今のあなたの家計サイズ(無理のない金額)に合っているか』。そこです。いっしょにライフプラン表を作って、答え合わせをしてみましょう!」
遠藤さんは、春香さんの家計簿アプリのデータ(育休中、世帯年収700万、家賃11万)をベースに、いつか買いたい5000万円のマンションを組む未来まで見据えてシミュレーションを行いました。

昨今の価格値上がりを考えると、頭金なしのフルローンでは35年返済で月々約15万〜16万円の負担になり、現在の家賃(11万円) から大きく跳ね上がってしまいます。
そこで遠藤さんが導き出した、春香さんの家計の「リアルな仕分け」がこちらです。
● 相談前のプラン(身の丈を超えていた、月4万円の積立保険)
春香さんの家計で、現在無理なく貯蓄や投資に回せる限界の予算は「毎月合計3万円」でした。それなのに、よく分からないまま月4万円の保険を契約してしまったため、毎月1万円のオーバー(赤字)が発生。育休中のいま、過去の貯金を毎月切り崩して補填している状態でした(危険)。さらに投資に回しすぎて、肝心の「マンションの頭金」が手元に残らないという悪循環になっていました。
● プロの修正プラン(月2万5000円の積立に減額)
保険での積立を月2万5000円に抑えることで、我が家の総予算(3万円)の中に綺麗に収めました。余った 5,000円は銀行にそのまま貯金できるため、育休中の貯金切り崩しもこれでストップします。
さらに、来春に時短正社員として復職した後の給与(約22万円)から、毎月8万円を 『マンションの頭金ストック』に手堅く回す作戦を提案。これにより、購入時のローン借入額をグッと減らし、将来の月々返済を現在の家賃と同じ「11万円台」に抑えるロードマップが見えました。
もちろん、18年後の大学入学時には、平均的な世界株運用(年利3〜4%想定)で約600万〜700万円の教育資金を目指せる見込みになります(運用成果は変動し、元本保証ではありません)。
● 相談を終えた、春香さん(31歳)からのリアルな声

「今回は、ちょうど保険の見直しのタイミングでしたので、色々とお話を伺いたくFPさんに相談をしました。不勉強の状態で始めてしまった保険での投資についてもいろいろ教えていただき勉強になりました。保険商品についても、無理のない設計の中で提案をいただきました。」
3、他人の家計と比べるのをやめた日。我が家の「安心設計図」がくれたもの

中立なプロに「18年後の大学入学時やマイホーム購入も、現時点の家計では無理のない設計だとわかった」―― という明確な数字の根拠をもらい、不安から解放された春香さん。無料相談を終える頃には、何か月ぶりかで胸のモヤモヤがスーッと消えていくのを感じていました。
ネットやSNSに溢れる大げさな数字のほとんどは、各家庭の事情を知らない「一般論」です。FPの遠藤さんが春香さんの家計を仕分けたポイントは、とてもシンプルでした。
春香さんのように、「知識がないから怒られるかも」なんて気後れする必要はありません。客観的な数字で家計をフラットに整理してもらうだけで、正体のわからない焦りは消えていきます。
ライファーの無料FP相談は、無理な勧誘やダメ出しをするものではありません。現状を把握し、叶えたい生活のためにムリなく家計を仕分ける場所です。
まずは、春香さんのように「いま加入している保険って実際どうなんだろう?」「うちのバランス、大丈夫?」という日頃の疑問をプロにそのまま投げかけてみてはいかがでしょうか。
監修者
株式会社ソルブグループ
社員Y・Iさん
保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。
オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。
現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。
※本記事は個人の体験談をもとに構成しており、相談内容や結果をすべての方に保証するものではありません。保険商品の内容・税制・統計データは時期により変動します。具体的な家計設計や保険の見直しについては、専門家にご相談ください。
※無料相談を担当するFPの指定はできません。
※数値の出典:国税庁「生命保険料控除」制度。