保険

「私が働いていないから…」 ためらっていた保険の見直しで、保障は安心のまま安くできた理由|専業主婦ママのライフプラン相談記 vol.2

「今どき専業主婦なんて贅沢」「旦那さんの給料だけで暮らせていいよね」――ネットやSNSでそんな言葉を見かけるたび、肩身の狭さやモヤモヤした焦りを感じることはありませんか。

今回ご紹介する真由美さん(31歳・仮名)も、そんな思いを抱えていたひとりです。

親のサポートなど家族の事情で働けないだけで、好きで専業主婦になったわけじゃない。だからこそ「夫の一馬力で家計を支えている我が家で、もし万が一のことがあったら……」という不安は人一倍切実でした。

「これだけは入っておかないと」と不安に押されるまま保険を重ねた結果、毎月の保険料は合計4万2,000円(※複数契約の合計額)にまで膨らむことに。

貯金は月1万円もできず、通帳の引き落とし額を見るたびにため息をつく日々。それでも、「保障を削ったせいで夫になにかあったらどうしよう」という恐怖から、テーブルに積み上がる保険証券の封筒に2年間も手をつけられずにいたのです。

そんな真由美さんがお金のプロであるライファーのFP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談。プロと一緒に「我が家に本当に必要な保障」を見極めたことで、保険料は月4万2,000円から2万4,000円へと大幅ダウンしました。さっそく、真由美さんのリアルなストーリーをご紹介します。

◆相談者プロフィール

真由美さん(31歳・仮名)。地方都市で暮らす専業主婦。2歳の子どもの育児中。近所に暮らす実母の持病が悪化し、サポートが必要になったことから、結婚を機に専業主婦を選択。「将来わが子に迷惑をかけたくない」という思いが強い。夫の拓海さん(34歳・会社員)はこの春、昇進して責任が増し、連日ストレスを抱えて帰宅するため、家計の悩みを相談できずにひとりで抱え込んでいた。
※実際に無料相談を受けた方の「お客様の声」をもとに再構成しています。

1、「なりたくてなった専業主婦じゃない」…… 削るのが怖くて放置した2年間

家計や保険の見直しに悩む専業主婦ママ

真由美さんが相談を申し込む前、家計で一番重くのしかかっていたのは、毎月4万2,000円におよぶ保険料の存在でした。

真由美さん自身はひとりっ子。結婚後、実母の持病が悪化したことをきっかけに、病院の付き添いや生活サポートを行うため、専業主婦になる道を選びました。やりたくて選んだ専業主婦ではないからこそ、「自分は収入を生み出していない」という後ろめたさが常にありました。

さらに「自分が年齢を重ねたとき、わが子に金銭的な負担をかけたくない」「夫の一馬力だからこそ、拓海さんに何かあったら生活が破綻してしまう」という強い恐怖心から、結婚・出産時に勧められるがまま生命保険や医療保険を重ね、気づけば保険料の合計は膨れ上がっていました。

毎月4万円以上が保険に消えるせいで、2歳の子どもの教育資金の積み立ては月1万円すらできません。

「削りたいけれど、削った途端に万が一のことが起きたら……?」

夫の拓海さんは最近、会社で責任ある立場になり、毎日重いストレスを抱えて帰宅します。ただでさえ疲れている拓海さんに「ねえ、保険料が高いんだけど」と切り出すこともできず、デリケートなお金のことはママ友にも相談できず、ひとりっ子ゆえにきょうだいにも話せない。

結局、保険会社から届く案内封筒をテーブルの端に積み上げたまま、2年間も放置してしまいました。「私がしっかり管理できないせいだ」と自分を責める毎日に限界を感じ、真由美さんはライファーの無料相談に申し込むことを決意しました。

2、なぜ「削るのが怖い人」ほど、保険の正しく賢い減らし方が必要なのか?

FPとのオンライン無料保険相談の様子

真由美さんを担当したのは、自身も2人の子どもを育てるパパFPの佐野さん(30代後半)。

最初は「男性に専業主婦のモヤモヤやお金の失敗を話してもわかってもらえないかも…….」と身構えていた真由美さん。しかし、1回目の面談(平日昼間に近所のカフェで真由美さんひとりで参加)でその不安は一瞬で吹き飛びました。

「知識もなくて、怖くて2年も放置してしまって……」と気まずそうに打ち明ける真由美さんに、佐野さんは同じ子育て世代の視点で温かくうなずいてくれました。

「真由美さん、放置していたのは知識がないからではありませんよ。『家族と子どもの将来を絶対に守りたい』という愛情が人一倍強いからこそ、慎重になっていただけです。今日は削る話ではなく、ご家族の守りの盾をぴったりのサイズに整えるお話しをしましょう!」

威圧感のない物腰と、論理的でありながら親身になって寄り添ってくれる人柄に、「男性のFPさんでもこんなに安心してお話しできるんだ」と真由美さんは深く安堵したといいます。そして2回目の面談(休日・夫の拓海さんも同席)にて、FPの佐野さんは作成したライフプラン表とテーブルいっぱいに広げた保険証券を照らし合わせながら、保険と保障のリアルをわかりやすく解説していきました。

1. そもそも、なぜ一馬力世帯は「保障の不安」に陥りやすいの?

「真由美さんのように『夫の一馬力だからこそ、保険を減らすのが怖い』と感じる専業主婦の方はすごく多いんです。収入の柱が旦那様ひとりだと、万が一のときのダメージが大きいと感じますよね。

でも、不安だからといって保険を何重にも入ると、今度は【毎月の保険料が家計を圧迫し、現在の生活や将来の貯蓄を壊してしまう】という本末転倒が起きてしまいます。

保険は『多ければ多いほど安心』というものではありません。本当に必要なのは、不安という感情ではなく、“我が家の現実的な数字”に合わせて保障をピッタリサイズに削ぎ落とすことなんです」

2. SNSや一般的な目安で見る「死亡保障は年収の何倍」って本当?

死亡保障のイメージ

「よくネットなどで『死亡保障は夫の年収の10倍が目安』といった記事を見かけませんか? じつは、真由美さんご夫妻の持っていた保険をすべて合わせると、死亡保障の合計額は約5,000万円相当になっていました。

でも、ライフプラン表で試算した、真由美さんご家庭の【真の必要保障額】は約2,000万円。つまり、必要以上の過剰な保障に対して、毎月高い保険料を払い続けていたんです。

『年収の何倍』というのは単なる平均値です。万が一のときに本当に必要なお金は、【将来の支出(生活費+教育費+住居費)】から【将来見込める収入(遺族年金+配偶者の就労収入+預貯金)】を差し引いた差額でしかありません(※各家庭の状況により異なります)。平均値に惑わされず、我が家の数字で計算することが大切なんです」

3. 「収入保障保険」ってどんな仕組み?

「そこで、今回のように過剰な死亡保障をスリムにしつつ、保険料を劇的に抑える守り神になるのが『収入保障保険(掛け捨て)』です。

従来の生命保険(定期保険など)は『死亡時に一括で3,000万円受け取る』という形が多く、加入直後も20年後も保障額が同じため、保険料が高くなりがちでした。

一方、収入保障保険は【万が一の際、お給料のように毎月15万円ずつ、子どもが独立するまでの期間受け取る】という仕組みです(※商品・プランにより異なります)。子どもが成長するにつれて将来必要な教育費の総額は減っていくため、保障額も年々必要分だけ減っていきます。その合理的仕組みのおかげで、同じ『万が一の備え』でありながら、毎月の保険料を格段に安く抑えることができるんです。

『掛け捨てはもったいない』と思いがちですが、お守り代としてのコストを最小限に抑え、浮いたお金を将来の積立に回す方が、結果としてご家庭の資産は大きく残ります」

4. 専業主婦世帯が見落としがちな「遺族年金」と「医療費上限」のファクト

遺族年金や高額療養費制度などの公的保障のイメージ

「さらに、手堅く守りたいママにこそ知ってほしい公的制度が2つあります。

1つ目は『遺族年金』。もし会社員の拓海さんに万が一のことがあった場合、国の公的年金から『遺族基礎年金』と『遺族厚生年金』が毎月支給されます。ゼロからすべてを民間の保険でまかなう必要はないんです(※受給額は加入状況や年収により異なります)。

2つ目は、医療保険の重複について。日本の健康保険には『高額療養費制度』があり、入院や手術で医療費が高額になっても、1か月の自己負担額には所得に応じた上限(一般的な所得ならおおよそ月8万〜9万円程度 ※食事代や差額ベッド代等を除く)が定められています。

真由美さんご夫妻の場合、妻名義の医療保険と拓海さんの配偶者医療特約で、まったく同じ入院保障が二重にかかっていました。公的制度という強い盾があることを知れば、民間の医療保険は最低限のシンプルな内容で十分だと納得できますよね」

5. 「我が家のリアルな保障サイズ」への仕分け

「一番重要なのは、どの保険が良い悪いではなく、『今の我が家の安心と貯蓄のバランスが取れているか』。いっしょにシミュレーションしてみましょう!」

佐野さんは、真由美さん夫妻の家計データ(専業主婦、2歳児、夫年収、現在の貯金)をベースに、子どもが独立する18年後までのライフプラン表を提示しました。

● 相談前のプラン(過剰な保障で身の丈を超えていた、保険料月4万2,000円)

夫婦で生命保険・医療保険・特約を複数契約し、死亡保障は5,000万円相当と超過。保険料が重すぎて毎月の貯蓄は1万円未満。万が一への恐怖から保険を減らせず、将来の教育費が貯められないという悪循環に陥っていました。

● プロの修正プラン(必要な分だけに絞り、保険料月2万4,000円へ削減)

18年後までの必要保障額(2,000万円)に合わせた「収入保障保険」へ切り替え、重複していた医療特約を整理。保険料の合計を月2万4,000円まで大幅ダウン(月1万8,000円の削減!)させました。

そして、浮いた月1万8,000円の中から、まずは無理のない範囲で「教育資金のための新NISA(つみたて投資)」をスタートする道筋を提案。保険と積立の役割を明確に分けることで、将来の教育費もしっかり準備できるロードマップが完成しました。

● 相談を終えた、真由美さん(31歳)からのリアルな声

真由美さん(31歳)
 
 

「担当のFPさんは男性の方でしたが、上から目線の指導などは一切なく、子育て世代の視点でとても優しく親身に相談に乗ってくれました。1回目は自分だけでじっくり不安を聞いてもらえたので、怖さを吐き出せました。2回目に夫と一緒にライフプラン表と保険証券を見せてもらうと、過剰な部分と重複がひと目でわかり納得できました。保険料が浮いて、ずっと気になっていた教育資金の積立NISAを始められました。本当に気持ちが楽になりました!」

3、一馬力の不安から解放された日。我が家の「安心設計図」がくれたもの

家計の見直しで不安が消え、笑顔の家族

中立なお金のプロに「保障を削っても家族は十分に守れる」「公的制度と組み合わせれば、保険料はもっと抑えられる」――という明確な根拠と数字をもらい、長年の恐怖から解放された真由美さん。3回目の面談で正式な手続きを終えたときには、2年間胸に抱えていた重い塊がすっきりと消え去っていました。

ネットや口コミの「入っておくべき」という言葉の多くは、個別の家庭環境(専業主婦か共働きか、遺族年金がいくら出るか)を考慮していない一般論です。FPの佐野さんが真由美さんの家計を仕分けたポイントは、とてもシンプルでした。

【足りていること】 夫の一馬力家計を守りたいという強い責任感を持ち、真剣に家族の万が一を考えてきた姿勢(素晴らしい愛情です!)
【足りないこと】 保険料(払うお金)と保障額(受けるお金)の計算ができず、必要以上の過剰保障と重複にお金を払い続け、教育資金の積立がストップしていたこと
【今やること】 不要な特約と過剰な死亡保障を削り、収入保障保険で「ピッタリサイズの盾」に再構築すること。そして浮いた月1万8,000円を教育資金の積立(新NISAなど)へ回し、家族の未来のお金を育てること

毎月数万円の保険料を通帳から引き落とされながら、「もし夫に万が一があったら、具体的にいくら振り込まれて、何年生活できるのか」を正確に答えられる人は、じつはほとんどいません。

「高いお金を払っているから大丈夫なはず」というぼんやりした安心感の裏で、本当に必要な保障が足りていなかったり、逆に不要な保障に毎月数万円を捨ててしまっているとしたら――それこそが、一馬力家計にとっては本当に怖いリスクです。

自分たちに必要な分だけに整え直す。それだけで毎月の固定費が浮いて、子どもの将来のための貯金に回せるようになります。スマホの画面や通帳を見て「今月も保険料高いな…」とひとりでモヤモヤしているなら、プロに家計の数字を整理してもらうのが一番の近道です。真由美さんのように、理由のわからない焦りから抜け出して、すっきりした気持ちで過ごせるようになりますよ。

監修者

株式会社ソルブグループ

社員Y・Iさん

保険代理店である株式会社ソルブグループを含め、8年にわたり保険販売および資産形成のコンサルティングに従事。

オンラインや全国各地で年間10回以上のマネーセミナーに登壇した実績あり。

現場で培った生の声をもとに、最新の金融知識を分かりやすく伝える活動にも注力している。

 

※本記事は個人の体験談をもとに構成しており、相談内容や結果をすべての方に保証するものではありません。保険商品の内容・税制・統計データは時期により変動します。具体的な家計設計や保険の見直しについては、専門家にご相談ください。

※無料相談を担当するFPの指定はできません。

※相談の回数・同席者・手続きの進め方は、ご家庭の状況により異なります。

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