お金と保険の相談例

【相談例】 新社会人

社会人になったので保険を検討していますが、どんな保険に入ればいいかわかりません。今の私に必要な保険を教えてください。

相談者
男性(22歳)会社員/年収280万円/非喫煙者
加入中の保険
なし
相談したいこと
  • 親から保険の加入を促されているが、知識がないのでどんな保険に入ればいいか教えてほしい
  • まだ年収が多くないため、高い保険料は払えない

「保険は若いうちに加入したほうがいい」とは聞くけれど…

 

社会人になり、一人暮らしをはじめました。親から保険に加入するようにと言われていますが、知識もなければお金に余裕もありません。保険って、亡くなったときにお金が支払われるイメージがありますが、私にも必要なんでしょうか。

ファイナンシャルプランナー

保険には、目的によってさまざまな種類があります。相談者様がイメージされているのは「死亡保険」ですね。死亡保険にはのこされた家族のための備え、という目的があります。
相談者様はまだお若く独身ですので、大きな死亡保険はまだ必要ありません。他方で、病気やけがなどへの備えが目的の「医療保険」は検討されてもいいかもしれません。

医療保険ですか…。たとえば30代後半とか、病気が身近になってから加入すればいいような気がするんですが。

ファイナンシャルプランナー

保険には、目的によってさまざまな種類があります。相談者様がイメージされているのは「死亡保険」ですね。死亡保険にはのこされた家族のための備え、という目的があります。
相談者様はまだお若く独身ですので、大きな死亡保険はまだ必要ありません。他方で、病気やけがなどへの備えが目的の「医療保険」は検討されてもいいかもしれません。

新社会人が想定しておきたい「お金のリスク」

では、新社会人にとってのお金のリスクにはどんなものがあるのでしょうか。想定できるリスクと、カバーとなり得る保険についてみていきましょう。

病気やけが

近所のクリニックでの診察で済むような病気やけがであれば、生活に困るほど医療費がかかることはほとんどないでしょう。しかし、入院や手術が必要となった場合、医療費はぐんとアップします。生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」によると、入院した場合の1日あたりの自己負担費用は平均23,300円、日額10,000円~15,000円が最も多くなっています。数日間の入院であれば貯蓄でまかなえるかもしれませんが、入院が長期にわたった場合、経済的なダメージは大きくなります。

FPからの提案

加入中の保険 見直し後
なし 終身医療保険
※1
3,000円
ドル建て
終身医療保険
10,000円※2
合計 13,000円

※1 収入に余裕がでてきたら、貯蓄型などへの乗り換えも検討
※2 自動積立30,000円のうち、10,000円を充てる。残り20,000円は出し入れ自由な預金としてそのまま自動積立を継続

見直しのポイント

  • 医療保険は若いうちに入ったほうが、支払総額は抑えられる!
  • 貯蓄型保険を活用するなら、貯蓄全体の1/3~1/2程度を目安に。
  • 医療保険は「2~3年ごとに乗り換え」を前提に、よりよいものをつど検討しよう。

この記事を書いた人

LifeR編集部

お金や保険について知りたいことがあれば 『ライファー』のFPに無料で相談

FPならだれでもいいわけじゃありません!

『ライファー』は日本でトップクラスのFPだけを紹介する
唯一のサービスです。